SNSのアカウント作成やWeb会員の登録にメールアドレスを登録するとき、アカウント情報の漏洩が不安になることはありませんか。
Googleアカウントにはクレジットカードの情報や、位置情報など大切な情報が入っているため、気軽にメールアドレスを登録するのに躊躇するかたも多いと思います。
本記事では、Gmailアカウントの追加方法を2つ紹介しています。
用途に合わせてGmailを追加して、情報漏洩の不安を軽減しましょう。
Gmailの追加は、次の方法があります。
追加したGmailアカウントをどのように使いたいかによって、どちらの方法にするか決めましょう。
エイリアスとGoogleアカウント追加のどちらを選ぶかは、次の項目を参考にするとよいしょう。
エイリアスは、既存のGmailアドレスに[+(プラス)]と任意の半角英数をたしてメールアドレスを作成します。
英字は、大文字小文字どちらでもOKです。
エイリアスで追加するアカウントのGmailを開きます。
画面右上にある歯車アイコン[設定]をクリックし、[すべての設定を表示]を開いてください。
設定メニューの[アカウントとインポート]をクリックします。
[名前]欄の[他のメールアドレスを追加]をクリックします。
メールアドレス追加画面が開きました。
入力したら、[次のステップ]をクリックします。
メールアドレスが追加されました。
エイリアスで受信したメールは、既存のGmailと同じ受信トレイに入ります。
メールを閉じた状態では、どちらのアドレスに受信したメールか判別ができません。
メールを開くと宛先のアドレスを確認できます。
メールをエイリアスで追加したGmailから送ることができます。
通常は、既存のメールアドレスが差出者にセットされます。
差出人をクリックすると、登録されているメールアドレスの一覧が表示されます。
送信に使うアドレスをクリックすると、差出人を変更できます。
常に受信したメールアドレスを差出人に設定することも可能です。
この設定にしておくと、毎回差出人を変更する必要はありません。
エイリアスの設定を開きます。
(Gmail→[設定]→[アカウントとインポート]→[名前]を開く)
[デフォルトの返信モードを選択]を[メールを受信したアドレスから返信する]に変更します。
エイリアスメールをメルマガや会員あてのDMに登録しておくと、サービスごとにフィルタをかけることなく、エイリアスでまとめてフィルタリングでき便利です。
受信トレイを開き、[メールを検索]の[検索オプション]をクリックします。
[To]にエイリアスのメールアドレスを入力します。
他に条件があれば入力してください。
[フィルタを作成]をクリックしましょう。
例としてフィルタの条件を以下のように設定します。
「●●●+sub@gmail.com」に受信したメールは以下のようにフィルタをかける
設定できたら[フィルタを作成]をクリックします。
フィルタとラベルが作成されました。
受信トレイからは、フィルタをかけた「●●●+sub@gmail.com」に受信したメールがなくなっています。
ラベル「メルマガ」を開くと、受信トレイをスキップしたメールを確認できました。
Gmailの設定を開きます。
[アカウントとインポート]をクリックし、[名前]を表示します。
削除するメールアドレスと同じ行の[削除]をクリックします。
削除してよければ、[OK]をクリックしましょう。
Google Chromeを開きます。
左上にあるアカウントアイコン2つのうち、下にあるアイコンをクリックします。
アカウント情報が表示されますので、[+別のアカウントを追加]をクリックします。
ログイン画面が表示されました。
[アカウントを作成]をクリックします。
アカウントの用途を選択しましょう。
個人で使用 | 一般的なGoogleアカウントです。 |
子供用 | 保護者によるアカウントの管理ができます(13歳まで)。・プライバシー設定・GooglePlayや検索などのフィルタ設定・利用時間の制限 など |
仕事/ビジネス用 | Googleアカウントをビジネス用にカスタマイズできます。・Googleマップに店舗情報を載せる・Youtubeにビジネス用アカウントを作成など |
「個人で使用」を選択したときの手順を紹介します。
ユーザー情報を入力していきます。
「新しいChromeプロファイルで続行しますか?」と聞かれます。
Chromeプロファイルとは、Chromeの閲覧履歴やブックマークなどの情報が入っているファイルのことです。
プロファイルはアカウントごとに作られます。
プロファイルを新しく作ったGoogleアカウントのものに切り替える場合は[OK]を、切り替えず元のGoogleアカウントのプロファイルを使う場合は[同意しない]をクリックしてください。
複数のGoogleアカウントを利用していると、Gmailを開いても確認したいアカウントとは違うGmailが開くことがあります。
表示するGoogleアカウントを切り替えましょう。
Gmailを開き、[メールを検索]の右側にあるアカウントアイコンをクリックします。
このChromeに登録されているGoogleアカウントの一覧が表示されますので、Gmailを表示したいアカウントをクリックしてください。
アカウントが切り替わりました。
そのアカウントの受信メールが確認できます。
送信する場合も、通常と同じ手順でメール作成すれば、切り替えたアカウントからメールを送信します。
スマホでGmailアプリを開きます。
右上にあるアカウントアイコンをタップすると、スマホにログインしているGoogleアカウントの一覧が表示されます。
一覧にGmailを確認したいアカウントがあれば、アカウント名をタップしてください。
アカウント一覧にない場合は[別のアカウントを追加]をタップして、アカウントにログインします。
メールのセットアップ画面で、[Google]をタップします。
ログインするメールアドレスを入力し、[次へ]をタップします。
Googleアカウントのパスワードを入力します。
パスワードの字を表示したいときは、[パスワードを表示する]にチェックを入れてください。
次に、Googleアカウントに電話番号を追加するか確認されます。
追加するかは任意です。二段階認証のSMSを送信するのに使います。
電話番号を登録しない場合は[スキップ]、登録する場合は[次へ]をタップします。
利用規約とプライバシーポリシーを確認し、問題なければ[同意する]をタップしてください。
Gmailの画面に戻りました。
アカウントはまだ前の設定のままになっていますので、アカウントを切り替えましょう。
右上のアカウントアイコンをタップします。
アカウント一覧から、ログインするアカウントをタップします。
Gmailのアカウントが切り替わりました。
追加したGmailを使わなくなったなどの理由で削除する方法は2つあります。
削除の理由に合わせて使い分けましょう。
どちらの方法を選択する場合も、念のためデータのバックアップをとっておくことをおすすめします。
Googleデータエクスポートを開きます。
右上にあるアカウントがバックアップを取るアカウントか確認し、違うアカウントの場合は切り替えましょう。
バックアップするデータにチェックを入れたら、[次のステップ]をクリックします。
エクスポート方法の設定をします。
出力データのダウンロード先などを設定して、[エクスポートを作成]をクリックします。
エクスポートが完了すると、Gmailに通知が届きます。
エクスポート完了後に削除をしましょう。
Googleアカウントを開きます。
表示が削除するアカウントではない場合は、右上のアカウントアイコンをクリックして、アカウントを切り替えてください。
[データとプライバシー]をクリックします。
データとプライバシーページを下にスクロールします。
[データのダウンロード、削除]にある[サービスを削除]をクリックします。
アカウントのパスワードを入力し、[次へ]をクリックします。
Gmailの欄にあるごみ箱アイコン[削除]をクリックします。
削除するGmail以外のメールアドレスを入力し、[確認メールを送信]をクリックします。
入力したメールアドレスにGoogleからメールが届きます。
削除の確認をすると、Gmailが削除されます。
オフラインでGmailを使っていた場合は、ブラウザのキャッシュとCookieも削除してください。
Googleアカウントを開きます。
表示が削除するアカウントではない場合は、右上のアカウントアイコンをクリックして、アカウントを切り替えてください。
[データとプライバシー]をクリックします。
データとプライバシーページを下にスクロールします。
[その他のオプション]にある[Googleアカウントの削除]をクリックします。
アカウントのパスワードを入力し、[次へ]をクリックします。
アカウントの削除による影響について説明があります。
内容をよく確認しましょう。
内容を承知したうえで、2つの確認事項にチェックを入れ、[アカウントを削除]をクリックします。
2年間利用されていないGoogleアカウントは数回の警告メールの後、アカウントが削除されます。
※学校や職場から発行されたアカウントは、自動削除されません。
この場合の「利用」とは以下のアクティビティを指します。
自動削除されないように注意しましょう。
Gmailアカウントを追加作成する方法は2つです。
複数のアドレスを使う目的に合わせてどちらの方法を使うか決めましょう。
複数のアドレスを使い分けると、管理が楽になる反面、メールを見落としがちになります。
簡単に追加できますが、増やしすぎには注意しましょう。
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