Outlookを始めたいけれど、作成方法や設定方法がわからず心配になりますよね。
また、メールアドレスを増やして効率よく作業を進めたい方もいるでしょう。
今回の記事では、メールアドレスを新規作成・追加したり、削除したりといった基本的な操作について解説していきます。Windowsの標準メール環境は「新しいOutlook」への移行が進んでいますが、現場では「従来のOutlook(クラシック版)」と新旧UIが混在している状況です。移行期限やサポート終了時期は、ご利用の製品や契約プランによって異なるため、まずは社内の利用バージョンを確認することが大切です。
新しいOutlookは、Copilot連携をはじめとするAI機能だけでなく、共有メールボックスのオンラインアーカイブ対応や検索・署名管理など、業務で使う重要機能の改善が継続的に進んでいます。一方で、PST(データファイル)の利用や特定のアドイン、複雑な委任運用などでは、引き続きクラシックOutlookでの対応が必要なケースもあります。業務要件にあわせた「使い分け」の判断軸を持ちつつ、現在の画面に合わせた手順で進めていきましょう。
みなさんはMicrosoftアカウントをお持ちですか。Outlookのメールアドレスは、Microsoftアカウントのサインイン名として利用できます。
つまり、Outlookを始める場合は、Microsoftのアカウントを作成するところから設定が必要です。ただ、設定自体はわかりやすく単純なので安心して作成ができます。さっそく新規作成していきましょう。
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Microsoft公式サイトから、「サインイン」のページを開きます。
ここで「作成」を選択します。
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「新しいメールアドレスを取得」を選択します。
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メールアドレスを入力して、「次へ」を選択します。
Outlookでは、「outlook.jp」や「outlook.com」など、画面に表示される候補の中からドメインを1つ選びます。
日本向けでは「outlook.jp」も選べますが、企業や組織の運用ルールがある場合はそれに従ってください。個人の場合は、機能に差はないため、希望する文字列の空き状況や取得しやすさで「outlook.jp」か「outlook.com」かを選ぶとよいでしょう。
メールアドレスが入力できたら、「次へ」を選択します。
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パスワードを作成して、「次へ」を選択します。セキュリティの観点から、推測されにくい複雑なパスワードを設定してください。
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名前を入力します。
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生年月日を入力します。
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ロボットではないことを証明するクイズに答えます。
これで新たなアカウントの作成ができました。
Microsoftのアカウントの作成ができたので、Outlookにサインインします。
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Outlookのアプリを開き、画面の指示に従ってメールアドレスとパスワードを入力し、完了を押したらOutlookへのサインインが完了です。
Outlookメールアドレスの追加方法についてご紹介します。
プライベート用や仕事用、さまざまな場面で使うメールを1つのOutlookアプリで管理できたら便利ですよね。
なお、Outlookアプリに追加できるのはMicrosoftアカウントだけではありません。仕事や学校用アカウント、Gmail、Yahoo、iCloudなども追加可能です。ただし、Gmailなど他社メールを追加する場合は、近年主流のOAuth(先進認証)によるサインイン方式への対応や、送信元プロバイダ側のセキュリティ設定(多要素認証やアプリパスワードの発行など)が求められるケースも多いため注意しましょう。
それでは、手順を解説していきます。
現在、WindowsのOutlookアプリには「従来のOutlook(Classic)」と「新しいOutlook(New)」の2つのバージョンが混在しています。画面上部のメニューに合わせて手順を進めてください。
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Outlookアプリを開き、「ファイル」タブを選択します。
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「情報」のカテゴリーの中から、「アカウントの追加」を選択します。
新しいOutlookは設定画面の配置がアップデートされることがあり、今後は「ファイル」タブが追加されるなどUIが変化する可能性があります。現在の標準的な手順としては、画面右上の「歯車アイコン(設定)」をクリックし、「アカウント」メニューから「アカウントの追加」を選択して進めます。
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画面の指示に従い、追加したい既存のメールアドレス、または新規作成して追加したいメールアドレスを入力します。
メールアドレスを新規作成して追加する方は、Microsoftアカウントを作成します。
*追加したいメールアドレスをすでに持っている方は、「3. 本人認証とパスワードの入力」に進んでください。
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上記の画面が表示されたら、「作成」を選択します。
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アカウントに紐づくパスワードを作成し入力してください。
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続いて名前の入力をします。
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生年月日を入力します。
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ロボットではないことを証明するクイズに回答します。
Windows Hello(顔認証・指紋認証)やPINコードの入力など、現在使っている端末の認証機能を通して設定をおこないます。
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指紋認証やPINコードの入力が求められるので、画面の指示に従って入力します。とくにモバイル環境や条件付きアクセスが適用されている場合は、ここで再認証を求められることがあるため、画面の指示に従って確実に入力してください。
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アカウントに紐づいているパスワードを入力してください。
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上記の画面が表示されたら、「完了」を選択しOutlookを再起動します。
これでOutlookへのアカウント追加は完了です。
不要なメールアカウントが残っていると気になりますし、整理されていなくて使いづらくなりますよね。
ここでは、現在使っているOutlookアプリから「アカウントの接続を解除(削除)」する方法について説明します。アプリ上からメールが非表示になるだけで、Microsoftアカウント自体やサーバー上のメール履歴が削除されるわけではありません。
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Outlookアプリを開き、画面左上の「ファイル」タブを選択します。
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「情報」を選択し、「アカウントの設定」を選択します。
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削除したいメールアドレスを選択して、「削除」を押します。
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上記の画面のように、警告メッセージがでてきます。これは、ローカルのオフラインコンテンツが削除されるという内容なので、メールの履歴はオンライン上に残っています。
特に問題ない場合は、「はい」を選択します。
画面右上の「歯車アイコン(設定)」をクリックして設定画面を開きます。「アカウント」>「メールアカウント」と進み、削除したいアカウントの「管理」から「削除」を選択してください。
※なお、共有メールボックスを運用している場合、新しいOutlookでは注意が必要です。「共有フォルダー」として自動マップされた状態では、受信トレイの同期や通知に制約があります。通知・ルール・自動返信などを個別に管理したい場合は、表示・非表示の切り替えではなく、共有メールボックスを「アカウントとして追加」する運用へ見直すことを検討してください。
これで、Outlookアプリからのメールアドレス削除は完了です。
Outlookにサインインができたら、初期におこなう設定の一つとして、連絡先の追加が挙げられます。よく使う宛先を登録しておくと、メール作成がスムーズになります。なお、「アドレス帳」は全体の連絡先一覧、「連絡先/People」は個別の宛先管理、「共有メールボックス」は複数人で共同利用するメール、といった違いを意識しておくと設定が分かりやすくなります。
従来のOutlookでは画面下部の「人の形のマーク」から操作していましたが、新しいOutlookでは左側のナビゲーションにある「People(連絡先)」ページを中心に一元管理されるようになっています。
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Outlook画面の連絡先を示すアイコン(またはPeople)を選択します。
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「新しい連絡先」を選択します。
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上記の画面が表示されたら、名前やメールアドレスなどの情報を入力します。
「姓」「名」を入力することで、「表題」が自動入力されています。
必要な情報を入力したら、右上の「保存して閉じる」を選択します。
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保存が完了し、連絡先画面に戻ると、先ほど登録した連絡先が表示されます。この画面から、メールを作成することができます。
さらに新しいOutlookでは、社外の宛先を選択した際に「外部」というタグが表示されるなど、誤送信防止の補助機能が強化されています。宛先候補の見方を覚えておくことで、より安全なメール運用が可能です。
なお、これまで宛先入力候補から特定の連絡先を非表示にできる「Contact Masking(連絡先マスキング)」機能がありましたが、こちらは2026年3月31日をもって全環境(デスクトップ、モバイル、Web)で廃止されます。代わりの機能は提供されない見込みのため、今後は連絡先リスト自体の整理を心がけましょう。
Outlookのメールアドレス(アカウント名)そのものを簡単に変更するボタンはありません。アドレスを変えたい場合は、新しいメールアドレス(エイリアス)を追加し、不要になった古いアドレスを削除するという手順を踏むのが一般的です。
ただし、Microsoftアカウントの設定画面から古いメールアドレス(エイリアス)を完全に削除してしまうと、過去にそのアドレスでやり取りしたメールの受信ができなくなる恐れがあります。
過去の履歴や繋がりを残しておきたい場合は、削除はせずに、新たなメールアドレスを追加して用途に合わせて使い分ける運用をおすすめします。
Outlookをビジネスや日常で活用する上で、セキュリティやシステムの最新動向に対応しておくことが非常に重要です。初期設定とあわせて以下のポイントを確認しましょう。
Microsoftアカウントや社内のMicrosoft 365アカウントへの不正アクセスを防ぐため、Microsoft Authenticatorアプリなどを用いた多要素認証(MFA)の設定は必須です。加えて直近のセキュリティアップデートとして、古い接続方式の切り捨てが進行しています。たとえばOutlook.comサービスでは、2026年3月1日以降、ActiveSync 16.1未満の古い端末・古いメールアプリからの接続が遮断されます。MFAの導入とあわせて、業務で使っているスマートフォンや外部メールの接続方式が古くないか、定期的に棚卸しを行うことが重要です。
Outlookの機能を拡張するアドインですが、新しいOutlookでは従来のCOM/VSTOアドインがサポートされず、Webアドインへの移行が必要です。さらに、アドインを追加・起動する画面上の場所が、従来の「アドインを取得」ボタンから「すべてのアプリ (All Apps)」メニューへと変更されています。UIが変わっているため、社内での利用者教育が欠かせません。オンプレミスのExchangeや特定のアドインで不具合が出る事例もあるため、アドイン依存の業務フローを持つ部署は、全社移行前に必ず事前検証を行いましょう。
スマートフォンでOutlookアプリを利用する場合、デバイスのOSを最新状態に保つことが不可欠です。Microsoftはモバイル版Outlookのアップデート要件を厳格化しており、例えばiOS版では「常に最新の2世代のiOS」のみがサポート対象となります。古いOSのままでは新規アップデートが受けられず、徐々にメール同期機能も停止する措置が取られています。OSのアップグレードができないほど古い端末は機種変更を検討するなど、突然の業務支障を防ぐ対策が必要です。
さらに、モバイル版OutlookではOSのバージョンだけでなく、アプリ側のバックグラウンド同期の制約や、条件付きアクセスポリシー、認証トークンの失効などが原因で「急にサインインできなくなる」「通知が来なくなる」といった事象が起きやすくなっています。通知が来ないなどのトラブル時は、アプリの不具合だけでなく、OS権限や認証設定をチェックする仕組みを整えておくことが重要です。
自社ドメインのメールアドレスを追加し、Outlook等から外部へ送受信する場合、送信ドメイン認証(SPF、DKIM、DMARC)の設定が不可欠です。世界的に主要メールプロバイダが認証ルールを厳格化しており、Microsoftも1日5,000通以上送信するドメインに対し、SPF・DKIMに加えDMARCの実装を必須化しました。設定不備があると相手側で迷惑メールに振り分けられたり受信拒否されたりするリスクがあるため、B2Bメールの到達率と信頼性を確保するためにも早急な対応が求められます。
新しいOutlookでは、生成AIアシスタント「Copilot」の統合が進んでおり、単なる追加機能ではなく今後のメール業務の「前提」として組み込まれつつあります(※対象のMicrosoft 365ライセンスが必要)。Copilotを活用すれば、メールの下書き作成や長文スレッドの要約、最適な会議時間の提案などが可能になり、日々のメール処理にかかる負担は劇的に下がります。さらに現在、Copilot Chatの機能は個人の受信トレイだけでなく、共有メールボックスや委任されたメールボックス内での利用にも順次対応が進んでおり(テナント環境により展開時期は異なります)、チームでの共同作業の効率化にも貢献しつつあります。
今回はOutlookのメールアドレス新規作成、追加や削除の方法についてご紹介しました。
また、Outlook初期に使う設定や、安全・快適に使うための最新のセキュリティポイントやAI活用についても解説しました。
Outlookのメールアドレスを新規作成するには、Microsoftアカウントを作成する必要があります。
Microsoftアカウント作成後、Outlookにサインインする手順を覚えておきましょう。さらに、メールアドレスの追加、削除は、Outlookアプリ内で簡単におこなえるので便利ですが、「新しいOutlook」と「従来のOutlook」では設定画面の入り口が異なります。さらにPSTや一部の共有・委任機能は新旧で差があるため、業務要件による使い分けも必要です。移行スケジュールやサポート期限は企業側の契約によって異なるため、社内の状況に合わせて段階的な準備をしておくと安心です。
また、メールアドレス(エイリアス)そのものの変更はできないため、削除をして追加するという手順が必要になります。過去の履歴を残しておきたい場合には、既存アドレスの削除はおこなわずに、追加の設定だけおこなうのがおすすめです。
Microsoftアカウントがあれば、Outlookをはじめ多くのサービスを利用することができます。強固なセキュリティ設定をしっかりと行い、最新のAI機能を使いこなしてさらに便利に作業をおこなっていきましょう。
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