Googleカレンダーをデスクトップに表示するメリットは、ワンクリックでカレンダーにアクセスできるようになることです。
予定の確認が容易になれば、より頻繁に予定を確認するようになり、予定忘れを防止する効果が期待できます。また、入力も促進されるでしょう。
本記事では、主にWindowsユーザー向けにGoogleカレンダーをデスクトップ表示する方法をご紹介します。
Googleカレンダーをデスクトップに表示する方法は複数ありますが、ここでは5つ紹介します。
Googleカレンダーアプリをデスクトップまたはタスクバーに常駐する方法です。Chromeのタブで開くのではなく、Googleカレンダー単独で表示できます。
GoogleカレンダーのWebショートカットをデスクトップまたはタスクバーに常駐する方法です。環境の制限などでアプリをインストールできない方に向いています。
パソコン起動時にGoogleカレンダーを自動で開く方法です。
毎日必ずGoogleカレンダーを使う方、Googleカレンダーを習慣化したい方におすすめです。
Windows11に搭載されているウィジェットにOutlook経由でカレンダーを表示する方法です。
ウィジェットをよく見る、予定は確認できるだけでいいという方向けです。
Windows標準搭載のカレンダーにGoogleアカウントを連携し、Googleカレンダーを表示します。
Googleの通知を使いたくない、OutlookカレンダーとGoogleカレンダーをまとめて管理したい方に向いています。
<機能比較>
方法 | 通知 | タスクバーショートカット | ワンクリックで予定を入力 | おすすめ度 |
Googleカレンダーアプリ | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ |
Googleカレンダーショートカット | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ |
スタートアッププログラムでGoogleカレンダーを自動起動 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Windowsウィジェットに表示 | × | 〇(ウィジェットアイコン) | × | △ |
Windowsカレンダーに連携 | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ |
パソコン用のGoogleカレンダーアプリをインストールするには、Googleカレンダーサイトからおこないます。
Google ChromeでGoogleカレンダーを開きます。
[縦三点メニュー]を開いて[その他ツール]をクリックします。
[ショートカットを作成]をクリックしてください。
「ショートカットを作成しますか?」と聞かるので、
して[作成]をクリックします。
デスクトップに「Googleカレンダー」のショートカットが作成されました。
クリックして開いてみましょう。
Google Chromeのウィンドウではなく、Googleカレンダーアプリが開きました。
基本的な使い方は、ブラウザ版のGoogleカレンダーと同じです。
Googleカレンダーアプリを開きます。
[縦三点メニュー]をクリックします。
[「Googleカレンダー」をアンインストール]をクリックするとアンインストールされます。
すぐにGoogleカレンダーを開きたい場合は、タスクバーにショートカットを作成しましょう。
タスクバーにショートカットを作成すれば、毎回デスクトップを表示する手間が省けます。
デスクトップアイコンをクリックし、クリックボタンを押したままタスクバーまで動かします。
タスクバーまで移動させたら、クリックボタンを離します。
パソコンにアプリを入れられない場合は、Webサイトのショートカットを作成しましょう。
Google ChromeでGoogleカレンダーを開きます。
[縦三点メニュー]を開き[その他のツール]をクリックします。
[ショートカットを作成]をクリックします。
「ショートカットを作成しますか?」と聞かれるので、
状態にして[作成]をクリックします。
GoogleカレンダーのWebショートカットが作成されました。
Webショートカットをタスクバーに登録する方法は、Googleカレンダーアプリをタスクバーに登録する手順と同じです。
デスクトップアイコンをクリックし、クリックボタンを押したままタスクバーまで動かします。
タスクバーまで移動させたら、クリックボタンを離します。
スタートアッププログラムとは、パソコンを起動する際に自動で起動するプログラムのことです。
ウィルスソフトやチャットアプリをスタートアッププログラムに登録されている方も多いのではないでしょうか。
Googleカレンダーをスタートアッププログラムに登録しておけば、パソコン起動時に自動でGoogleカレンダーを起動させることができます。
Googleカレンダーをスタートアッププログラムに登録する手順は以下の通りです。
ひとつずつ説明します。
前項1または2の手順を参考にしてショートカットを作成します。
キーボードの[Windowsマーク]と[Rキー]を同時に押します。
「ファイル名を指定して実行」が立ち上がります。
[名前]に「shell:startup」と入力して[OK]をクリックしてください。
「スタートアッププログラム」フォルダが表示されました。
Googleカレンダーショートカットを右クリック→[コピー]します。
「スタートアップ」フォルダで右クリック→[貼り付け]をします。
画像のように貼り付けできたら、[×]をクリックしてフォルダを閉じます。
次回パソコンを立ち上げるときに、自動でGoogleカレンダーが起動するようになります。
Windows11に搭載されている「ウィジェット」にGoogleカレンダーの予定を表示する方法をご紹介します。
Windowsの「ウィジェット」とはWindows11に搭載されている便利機能で、天気やニュースなどを表示するものです。
「ウィジェット」を見るには、タスクバーにある「ウィジェット」アイコンをクリックまたはマウスを当ててください。
ウィジェットにはニュース以外に、カレンダーやtodoなどのアプリケーションを表示できます。
ここにGoogleカレンダーをそのまま表示することはできないのですが、「Outlook」にGoogleカレンダーを連携し、連携した「Outlook」を表示させればGoogleカレンダーの予定をウィジェット上で確認できます。
Outlookに連携するためにGoogleカレンダーの「iCal形式の非公開URL」を取得します。
Googleカレンダーを開いてください。
マイカレンダーの連携したいカレンダー名の上にマウスを合わせます(クリックしない)。
カレンダー名の右側に[縦三点メニュー]が表示されるので、クリックします。
[設定と共有]をクリックします。
「設定」が開きます。
下にスクロールすると「カレンダーの統合」があります。「iCal形式の非公開URL」のコピーアイコンをクリックします。
【注意】すぐ上にある「iCal形式の公開URL」にしないように注意してください。
Outlookを開きます。
「ホーム」タブにある[+追加]→[インターネットから]をクリックします。
入力欄で右クリックをして[貼り付け]をクリックします。
[貼り付け]がグレーになってクリックできない状態のときは、もう一度Googleカレンダーで「iCal形式の非公開URL」をコピーしてください。
URLが貼り付けられたら[OK]をクリックします。
「このインターネット予定表をOutlookに追加して更新情報を購読しますか?」と聞かれますので[はい]をクリックしてください。
Googleカレンダーが表示されました。
次は「ウィジェット」の設定をしましょう。
[ウィジェットアイコン]をクリックし、ウィジェットを表示します。
ウィジェット画面右上の[+]アイコンをクリックしてください。
「ウィジェットの追加」が表示されます。
[Outlookカレンダー]をクリックします。
「ウィジェットの追加」画面を右上[×]をクリックして閉じます。
Outlookカレンダーがウィジェットに表示されました。
Windowsに標準搭載されている「カレンダー」にGoogleカレンダーを連携する方法を説明します。
「カレンダー」にGoogleカレンダーを登録すると、Windowsの「通知機能」で予定を通知できます。
「カレンダー」を開きます。
画面下部にある[歯車マーク(設定)]をクリックします。
設定メニュー[アカウントの管理]をクリックします。
[+アカウントの追加]をクリックします。
[Google]をクリックします。
Googleカレンダーを連携するGoogleアカウントを入力します。
続いてパスワードを入力してください。
Googleを二段階認証設定している場合は、スマホなどに届く通知を確認し、本人確認をおこなってください。
[✔完了]をクリックします。
*****5カレンダー_007*****
「カレンダー」にGoogleアカウントが連携され、予定にGoogleカレンダーの内容が表示されました。
タスクバーに「カレンダー」ショートカットを作成します。
画面下部にある[Windowsマーク]をクリックしてください。
検索ウィンドウに「カレンダー」と入力します。
カレンダーアプリの設定が表示されます。
[タスクバーにピン留めする]をクリックすると、タスクバーにカレンダーショートカットが作成されます。
Outlookと違い、カレンダーで連携したGoogleカレンダーの予定は通知されます。
Googleカレンダーの通知ではなく、Windowsから通知されます。
予定を忘れない対策として、簡単に予定を確認する方法をご紹介しました。
さらに忘れないための施策として「通知」を活用することをおすすめします。
Googleカレンダーの通知は3つあります。
(左)デスクトップ通知 (右)アラート (下)メール通知
Outlookに連携させたGoogleカレンダーの予定をOutlookで通知することはできません。
Windowsカレンダーは、Googleカレンダーの予定をWindows通知で知らせます。
Googleカレンダーの予定を頻繁に確認される方は、カレンダーへのアクセス方法を見直すことで生産性を大幅に向上できます。
以上の方法をご紹介しました。ご自身の使い方にあった方法を選択してくださいね。
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