Google MeetはZoomやMicosoft Teamsと同じ、無償で始められるWeb会議システムです。
特にインストールの必要が無く、Web版での利用が前提となっているため、ブラウザがあればフル機能を利用することができます。
また会議の参加者がGoogleアカウントを持っていれば、Googleカレンダーで会議予定を共有することもできます。
まず最初にGoogleアカウントでアクセスしてGoogle Meetのホーム画面に移動します。
最初に自分がホストとなり会議を準備する場合は「新しい会議を作成」を押します。
既に準備された会議に入る場合は「会議コードまたはリンクを入力」に配布された会議コードかリンクを入力して会議に入ります。
会議を作成する場合、次の会議なら「次回以降の会議を作成」を押します。
今すぐ会議を始めるのなら「会議を今すぐ開始」、Google カレンダーと連携するなら「Google カレンダーでスケジュールを設定」を押します。
「会議を今すぐ開始」を押すと、直ぐに会議が始まります。
画面の中央に自分のアイコンが表示され、下に会議で利用するためのアイコン、右下に機能アイコンが並びます。
字幕は参加者の会話を文字で表示する機能です。
字幕アイコンを押して設定画面を表示、「会議の使用言語」から言語を選び設定すると
画面に字幕が表示されます。
画面共有は会議の参加者全員の画面に同じ資料を投影する機能です。共有できる画面は3タイプあります。
表示された選択ウインドウから投影(共有)する対象を選び、「共有」をおします。
画面に選択したアプリケーションの画面が映し出され、全員で共有している内容のメッセージが画面左上に表示されます。
終了する場合は画面右上の「画面共有を停止」を押します。
その他のオプションには「ホワイトボード」やレイアウト、エフェクトなどの機能があります。
ホワイトボードは自由に線や図形を描いて説明内容を補足したり、参加者全員で会議全体の内容を整理するのに利用できます。
画面右に表示された「アクティビティ」から「ホワイトボード」選択すると利用できます。
「ペン」や「消しゴム」でフリーハンドに描き、画像や図形、テキストボックスを挿入して画面を作成していきます。
作成したホワイトボードは会議作成者のGoogleドライブに保存されます。
右下の機能アイコンは以下の通りです。
メッセージアイコンで「通話中のメッセージ」が表示されます。
会議中の質問やマイクやカメラの故障時のメッセージなど参加者全員にメッセージを送ることができます。
cc:「主催者用ボタン」ではホスト向けの管理機能が設定できます。
会議を退出する場合は画面下の赤いマークを押します。
再び会議に参加する場合は「再参加」、終了する場合は「ホーム画面に戻る」を押します。
「次回以降の会議を作成」して会議予約する場合の説明をします。
画面中央に「作成した会議リンク」が表示されます。
リンクをコピーして保存、参加者にリンクを配布します。
リンク先に移動すると待機画面が現れます。準備が整っているのなら「今すぐ参加」を押して会議に参加します。
マイクとカメラを詳細に設定または変更するには、左下の「音声と映像を確認」から設定画面に入ります。
ホーム画面で「Google カレンダーでスケジュールを設定」を選択すると、会議の登録画面が開きます。
下記の項目を入力します。
入力を完了して「保存」をゲストに招待メールの送信の可否を問われます。
送信する場合は「送信」、別の連絡手段などで展開する場合などは「送信しない」を選択します。
登録が完了すると、カレンダーに会議予定が表示されます。予定を選択して会議内容を確認してください。
同じ部屋で複数の人が同じ会議へ同時に参加すると、音声がハウリングする場合があります。
マイクやスピーカーのオンオフで防ぎますが、1台以外の全端末の設定を変える必要があり、手間となります。
そのため、Google Meetには「コンパニオンモード」があります。
待機画面の右下「コンパニオンモードを使用」を押して会議に入ります。
画面に「コンパニオンモードを使用」の文字が映り、可能なアクションの一覧が表示されます。
また画面下のアイコンにマイクアイコンは消え、カメラアイコンは使用不能となります。一覧の利用できる機能は通常の会議モードと同じく使うことが可能です。
いざ会議が始まると予想外の事象が発生する場合があります。特に発生しやすい2つの問題について説明します。
Web会議で音声が利用できないと説明も会話もできません。
まず最初にホーム画面で設定を確認します。
右上の設定アイコンから設定画面を表示させ、画面左のサイドメニューから「音声」を選択して「マイク」「スピーカー」が設定されているかを確認します。
特に外部機器であるワイヤレスイヤホンマイクやUSBスピーカーを利用する場合は、対象の機器が選択されているか確認します。
無い場合はプルダウンメニューから選択します。
会議に参加している場合は画面下のマイクアイコンをチェックします。
アイコンが点灯していない場合は「その他のオプション」から「設定」を選び、設定画面を表示します。
プルダウンから対象の機器を選択して、右上の✕アイコンで画面を閉じます。
「マイク」や「スピーカー」で機器が見つからない場合は、イヤホンマイクやスピーカーをイヤホンジャックやUSB、Bluetooth接続から外して再接続します。
自分の顔を相手の画面に映すにはカメラが必要です。
端末付属のカメラまたはUSBで接続した外部カメラで顔が映らない場合は、マイクと同じように設定画面から確認します。
画面左の画面左のサイドメニューから「動画」を選択して「カメラ」が設定されているかを確認します。
会議中の設定画面では「カメラ」以外に動画の解像度が変更可能です。
解像度が高くなるとデータ量も増えるため、解像度を低くすれば映る可能性はあります。
送信時と受信時の両方で設定変更が可能です。
Web会議の広がりは、移動時間のロス回避や時間調整のし易さなど、業務効率化に大きく貢献しています。
また遠隔地でなかなか対面が難しい相手とも、毎週・毎日のように会議が可能となりビジネスチャンスが広がる要因となっております。
GoogleアカウントとChromeブラウザがあれば簡単に始められるGoogle Meetは、導入のし易さではMicosoft TeamsやZoomを凌ぎます。
また時間無制限や録画などのプレミアム機能も、月額¥1,300 で導入可能です。録画データの保存容量は2 TBとなり解約はいつでも可能です。
この機会にWeb会議の回数を増やし、業務効率化と商機獲得するためGoogle Meetの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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