Outlookの予定表が表示されない理由は、共有設定や単純な表示設定のミス、同期トラブルなどさまざまです。また、プレビュー版の「新しいOutlook」を利用している場合、従来の画面左下ではなく画面右上の[今日]パネルからカレンダーを呼び出すようUIが変更されているため、単に見失っているだけの可能性もあります。
共有設定以外に考えられる主な原因は4つあります。
原因を特定し、予定表を表示できるようにするためのチェック方法を紹介します。
これから10個のチェック項目を挙げていきます。
【チェック1】から順にチェックして、予定表が表示できるか確認しましょう。
チェック項目を試しても予定表が表示されない場合は、次のチェックへ進んでください。
まずは、予定のデータがサーバー上にあるのか、PCアプリの表示だけの問題なのかを切り分けましょう。スマホ版のOutlookアプリをお持ちなら、そちらで予定が見えるか確認するのも有効です。
パソコンからはブラウザで確認します。Outlookのメールアドレスと、パスワードを控えておいてください。

Outlookにインターネットブラウザ(EdgeやGoogle Chromeなど)から接続します。
個人向けアカウントの場合は Outlook.com (outlook.live.com) に、企業・学校のMicrosoft 365アカウントの場合は Outlook on the web (outlook.office.com) にアクセスし、画面右上の[サインイン]をクリックします。
※ブラウザのキャッシュが干渉して表示されないケースもあるため、シークレットモード(InPrivateウィンドウ)でアクセスするのもおすすめです。

メールアドレスを入力して、[次へ]をクリックします。

パスワードを入力して、[サインイン]をクリックします。

共用パソコンや、常にOutlook on the webを利用しない場合は、[いいえ]を選択しましょう。
自分専用のパソコンで、今後Outlook on the webを利用する場合は、[はい]を選択しましょう。

Outlook on the webが開きました。
画面左側にあるアイコンからカレンダーのマーク[予定表]をクリックします。
予定表に該当の予定が表示されているか確認しましょう。
予定表の数が多い場合は、[すべて表示]をクリックしてください。
予定表が表示されていない場合はデータや設定の問題の可能性が高いため【チェック2】へ、予定表が表示されている場合はアプリ・同期の問題の可能性が高いため【チェック5】へ進みましょう。
Outlook on the webにも予定表が表示されていない場合は、原因が予定表の設定にある可能性が高いです。
【チェック2】から順に確認しましょう。
意図せず予定表を削除してしまっている可能性があります。
削除済みアイテムをチェックしてみましょう。

ナビゲーションバーの[その他のアプリ]をクリックします。
[フォルダー]を選択してください。

表示が切り替わり、Outlookのフォルダー一覧が表示されました。
フォルダー一覧から[削除済みアイテム]を探します。
誤って削除していた場合は、削除済みアイテムの直下に予定表フォルダーが表示されます。見つからなかった場合は、【チェック3】に進んでください。
予定表を復元しましょう。

復元する予定表を右クリックし、[予定表の移動]をクリックします。

[予定表]をクリックして、[OK]します。

ナビゲーションバーの[予定表]をクリックします。
個人の予定表の直下に先ほど復元したカレンダーが表示されました。
表示設定を意図せず変更したことで、予定表が見えなくなっている(隠れている)ケースが非常に多いです。まずは以下のポイントを確認しましょう。
outlook.exe /cleanviews と入力して実行すると、カスタムビュー設定を強制的に初期化できます)また、予定表のグループ自体が折りたたまれていることもあります。

予定表フォルダーの左側のマークが[>]になっている場合、サブフォルダーが非表示になっています。

[>]をクリックすると、矢印の向きが下向きに変わってサブフォルダーが表示されます。
これらを試しても予定表が見つからない場合は、【チェック4】へ進みます。
他人の共有予定表が表示されない場合、アクセス許可や共有の仕様に原因があることが多いです。
自分の予定表が表示されない場合は、【チェック5】に進んでください。
権限に問題がないか、相手のOutlookで共有アクセス許可を確認してもらいましょう。

表示させたい予定表名を右クリックし、[共有アクセス許可]をクリックします。

現在の共有相手を確認します。
共有相手に自分のアカウントが入っていない場合は、アクセス許可設定をしてもらいましょう。
※特定の共有予定表だけが見えない場合、Outlookの[ファイル]→[アカウント設定]から該当アカウントを選択し、詳細設定内の「共有予定表の機能強化を有効にする」のチェックを外して再起動すると、従来の安定した共有方式に戻り表示されることがあります。
共有設定に問題がなかった場合は【チェック5】に進みます。
Outlook on the webには予定表が表示されている場合、アプリケーションや同期環境に問題がある可能性があります。
一度Outlookアプリを閉じて、再起動してみましょう。
なお、過去には複数のカレンダーを表示していると一部の予定表が空白になる不具合が報告されましたが、Microsoftにより順次修正プログラムが配信されています。アプリのアップデートを行ってから再起動するとバグが解消するケースが多いため、Officeを最新ビルドに更新しておくことをお勧めします。

[ファイル]を開いて、[終了]をクリックします。
Outlookを起動し、予定表が表示されているか確認します。
アプリを再起動しても表示されない場合は、パソコンを再起動しましょう。
ネットワークの切断や、Outlookがオフラインモードになっているために、最新の予定表が同期されていない可能性があります。
まず、Outlook画面の右下に「オフライン作業中」や「切断中」と表示されていないか確認してください。表示されている場合は、[送受信]タブの[オフライン作業]ボタンをクリックして解除します。
また、手動で[すべてのフォルダーを送受信]をクリックし、予定が更新されるか試してみましょう。
自動送受信の設定も確認します。

[ファイル]をクリックして、[オプション]を開きます。

[詳細設定]タブを開きます。
スクロールして、「送受信」を探します。
[送受信]をクリックしてください。

送受信グループを選択します。
「次の時間ごとに自動的に送受信を実行する」にチェックが入っているか確認しましょう。通常、Microsoft 365の予定表はリアルタイム(プッシュ型)で同期されますが、ネットワーク環境によってはこの設定が有効に働きます。
これでも同期されない場合は、一時ファイルの破損が疑われます。[ファイル]→[アカウント設定]から該当アカウントを選び、「キャッシュ Exchange モードを使って…」のチェックを一度オフにして再起動し、再度オンにする切替を試すことで、同期が正常に再開されるケースがあります。
設定が完了したら[閉じる]をクリックし、設定画面を[OK]をクリックして閉じます。

Windowsマークを右クリックし、[設定]をクリックします。
[アプリ]タブを開きます。
[インストールされているアプリ]をクリックしてください。

アプリ一覧からOutlookを探します。
[…]マークをクリックし、[詳細オプション]を選択してください。

下にスクロールして「リセット」を探します。
リセットにある[修復]をクリックします。
Outlookを再起動しましょう。予定表が表示されているか確認します。
Outlook COMアドインによる不具合がないか確認するため、セーフモードで起動します。
Outlook COMアドインとは、Microsoft Teamsやウイルス対策ソフトなど、他のアプリや機能をOutlook内で連動させるプログラムのことです。
セーフモードで起動し、問題なく予定表が表示されるようであれば、どのアドインが干渉しているかを特定して無効にすることで解決できる可能性があります。

Outlookを終了します。
Windowsマークを右クリックして、[ファイル名を指定して実行]をクリックします。
名前欄に「Outlook.exe /safe」と入力し、[OK]をクリックしてください。

[OK]をクリックします。

Outlookがセーフモードで起動しました。
予定表を表示して、該当の予定表が表示されているか確認します。
予定表が表示されている場合、COMアドインを無効にする設定をします。
表示されていない場合は、Outlookを閉じて【チェック9】に進んでください。
セーフモードで立ち上げたOutlookを閉じ、通常の手順でOutlookを起動します。

[ファイル]をクリックして開き、[オプション]をクリックします。

[アドイン]をクリックしましょう。
管理を[COMアドイン]にして、[設定]を開きます。

アドインのチェックをすべて外して、[OK]します。
Outlookを終了して、再起動します。
再起動して予定表が表示された場合は、先ほどチェックを外したアドインのどれかに問題がある可能性があります。
1つずつ「アドインにチェックを入れる→再起動→確認」を繰り返して、どのアドインに問題があったか特定しましょう。
アドインを無効にしても予定表が表示されない場合は、先ほど外したアドインにもう一度チェックを入れて、Outlookを閉じ【チェック9】に進んでください。

Windowsマークを右クリックし、[ファイル名を指定して実行]をクリックします。
名前に「%localappdata%\microsoft\outlook」と入力し、[OK]します。

この後「RoamCacheフォルダー」内のキャッシュファイルを削除するのですが、念のため「RoamCacheフォルダー」を、ドキュメントなど任意の場所にコピーしておきましょう。
コピーが保存できたら、元の「RoamCacheフォルダー」を開きます。

[Ctrlキー]と[Aキー]を同時に押して、すべてのファイルを選択します。
[Deleteキー]を押して削除しましょう。
Outlookを起動し、予定表が表示されたか確認します。
ここで不具合が出た場合は、先ほどコピーしたRoamCacheフォルダーの中身をすべてコピーして、元のRoamCacheフォルダーに中身を貼り付けましょう。
不具合が出なかった場合は、コピーしたRoamCacheフォルダーは削除してください。
キャッシュを削除しても問題が解決しなかった場合は、Outlookのプロファイルを作り直しします。

[ファイル]を開きます。
[アカウント設定]をクリックし、[プロファイルの管理]を開いてください。

[プロファイルの表示]をクリックします。

[追加]をクリックします。

プロファイル名を入力したら、[OK]をクリックしましょう。

プロファイルの情報を入力します。
名前:Outlookで使用する名前を入力
電子メールアドレス:Outlookで使用するアカウントのメールアドレスを入力
パスワード:アカウントのパスワードを入力
[次へ]をクリックします。

「おめでとうございます。電子メールアカウントの設定が…」と表示されたら、[完了]をクリックしましょう。

プロファイルが追加されました。
常に使用するプロファイルを新しいプロファイルに変更しましょう。
プロファイル名をクリックし、新しいプロファイルを選択します。
[OK]をクリックして閉じます。
Outlookを終了させて、再起動します。
新しいプロファイルを適用するので、通常の起動よりも読み込みに時間がかかります。
Outlookが起動したら、予定表が表示されているか確認してください。
<Outlook予定表が表示されないときのチェックリスト>
表示されなかった場合(設定の問題)は以下をチェック
表示された場合(アプリや同期の問題)は以下をチェック
すべてチェックしても予定表が表示されない場合は、Outlookを再インストールする必要があるかもしれません。
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