2020年になってコロナの影響により生活環境や、仕事の環境が大きく変わっている。
今までであれば、常識やマナーは対面でのやりとりを前提に成り立っていた。しかし、コロナ禍が続いている中で、在宅やリモート環境で過ごす時間が増加したため、リモートワークによるコミュニケーションスタイルが激変している。
また、リモートワークにより今までであれば毎朝通勤していた時間や、会議や資料の準備に費やしていた時間というものが大きく減少している。ニューノーマルと言われる時代における時間の価値は大きく変化している。
ウィキペディアによると時間価値の概念はこのように定義されている。
時間価値(じかんかち)とは経済学用語の一つ。これは経過する時間というものを金銭という形での価値に変えた事を言う。たとえば交通機関を利用することによって業務を行う際の時間がそれだけ短縮することができるならば、金銭を払ってでも交通機関を利用しようと思うようになるということであり、この時に時間を短縮することができるために交通機関に支払われる金銭の額というものが時間価値となるということである。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
誰であっても1日24時間であり、限られた時間の中でもっと時間を有意義に使いたいと考えているはずだ。
また、20世紀、21世紀と時代が進む中でそれまでと比較して加速度的に時間の価値が変わってきている。
移動はさることながら、料理、洗濯、掃除にかかる時間は大幅に削減をされている。
また、最近で言えばスマートフォンによる通信の発達により、購買の仕方や、コミュニケーションの変化を引き起こし、それまで時間が必要であった概念を大きく変えてきている。
昔の人であればお金を払ってでも削減したかった時間が、現代では当たり前のように削減・効率化をされているためだ。
時間を使って起こす行動には大きく四つのカテゴリがある。
少し前までは、1・2の行動が中心となっており特定の場所が中心であった。
その場所に向うための移動や待機などの時間は、本を読む・音楽を聞くなどの一部の行為でしか時間を使うことができなかった。
しかし通信やスマートフォンが発達した現代においては3・4の行動が中心である。場所や時期などの制約がなくなったため、少しのすきま時間で行動することが可能となっている。
5分でも10分でもネットのニュースや検索、動画などの余暇に時間を使うことができるし、メールのチェックや仕事に付随する作業、はたまた副業などをすることも可能である。
今までは、特定の行為でしか活用できなかったすきま時間の価値が飛躍的に伸びている。
上述のように以前に比べて限られた時間での行動は大きく変わってきている。
大きく効率化されて場所の制限もなく自由に時間を使える現代においては、その時間に対して新たな価値を生み出すことができるかが、次に考えることだろう。
今まで人間がやっていたような時間が必要な単純作業は、ソフトウェアやAIに代られていく、または海外の安価で優秀な人材に仕事を奪われていく可能性が高い。
SNSやチャットなどでコミュニケーションの形が変わっていく中で、人と会う機会をつくることは容易になってきている。
単純作業ではない人とのコミュニケーションにより、新たな付加価値を生み出すことが限られた時間における時間価値を高めていくことにつながっているだろう。
その意味を理解して自身がオーナーとして時間を管理する必要がある。
また、自分の価値を高めてくれるような出会いをこれからの時代においてコントロールすることがもっとも重要な時間価値を高めていくスタンスになるだろう。
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