イベントやセミナー、学習系の教室を開催する際、予約受付に関して「紙や電話だと効率が悪い」、「どうすれば予約受付業務を効率よくできるかな」と悩まれている方も多いのではないでしょうか。
予約受付のお悩みは、ネット上で予約受付を対応できるフォームを導入すれば、解決するかもしれません。
フォームと聞いて、難しそうだなと思われる方も多いかと思いますが、ご安心ください。
今回はフォームをよく知らないという方に向けて、無料で始められて、初心者でも簡単に予約受付フォームが作成できるツール「フォームメーラー」を紹介します。
フォームメーラーとは、Web サイト上でユーザーがお問い合わせや予約申込みのため、氏名・連絡先といった情報を入力するためのWebページ(以下フォーム)を作成するツールです。
利用状況に合わせて、さまざまなフォームを作成することができます。
基本的な型があり、ドラック&ドロップでフォーム作成できるので、プログラミングの知識がない方でも問題なく利用できます。
予約受付フォームには大きく分けて2点のメリットがあります。
Webサイト上でユーザーからの入力を受けて情報を収集・手続きできるので、電話や
紙で対応する工数を削減でき、他の業務に集中することができます。
サービス提供者側への問い合わせ手段が増えることにより、ユーザー側も状況に応じて連絡手段を選ぶことができるようになるため、サービスに対する満足度が向上します。
フォームメーラーには、3種類の料金プランがあります。
それぞれの料金プランと概要を紹介します。
Free | Pro | Business | |
料金 | 無料 | 月額 1,375 円(税込) | 3ヶ月 6,875 円(税込)~ |
フォーム作成数 | 5個 | 10個 | 20〜200個 |
1フォームに設置できる項目 | 7項目 | 100項目 | 100項目 |
1時間に受付できる回答数 | 50件 | 100件 | 100〜1,000件 |
回答データの保存件数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
回答データの保存期間 | 6カ月間 | 12カ月間 | 24カ月間 |
注文フォーム作成 | × | ○ | ○ |
ファイル添付 | × | ○ | ○ |
ランディングページ作成 | × | ○ | ○ |
Chatwork通知 | × | ○ | ○ |
サービス名クレジット非表示 | × | ○ | ○ |
見積書発行 | × | × | ○ |
請求書払い | × | × | ○ |
フォームメーラーの無料アカウントの登録方法を説明していきます。
まずフォームメーラーの公式サイトにアクセスしてください。
「今すぐ無料で始める」をクリックします。
Free 無料の「新規登録」をクリックします。
アカウントに使用するメールアドレスを入力し、利用規約・個人情報の取り扱いを確認後、チェックを入れて「メールアドレスを登録」クリックします。
アカウントに使用する名前とパスワードを入力し、「確認画面へ」をクリックします。
「登録」をクリックすれば、アカウント登録完了です。
次に簡易的な予約受付フォームの作成手順を説明していきます。
フォームメーラーの公式サイトにアクセスして「Free版ログイン」をクリックします。
登録したメールアドレスとパスワードを入力し、「ログイン」をクリックします。
「一般フォームの作成」をクリックします。
フォーム名とフォーム内容を入力し、「設定を保存する」をクリックします。
ここではフォーム名を仮に「予約受付フォーム」、フォーム説明を「イベント・セミナーの予約受付フォームです。」と入力しています。
作成したフォームがログイン画面に表示されますので、クリックします。
こちらの画面でフォームに設置する項目の編集をします。
右側がフォームに設置される項目です。(この場合ですと名前・メールアドレス・性別等)
右側の項目にカーソルを合わせてクリックすれば、項目内容詳細を編集できます。
左側は項目一覧です。こちらの中から、フォームに表示したい項目を選択し、右側にドラック&ドロップすれば、フォームに設置されます。*無料版は7項目まで
基本セットの概要を説明します。
‐テキストフィールド
1行のみの回答入力ができる項目です。
‐テキストエリア
複数行の回答入力ができる項目です。
‐ラジオボタン
複数の選択肢の中から1つだけ選択ができる項目です。
‐チェックボックス
複数の選択肢の中から複数選択できる項目です。
‐リスト・メニュー
回答をプルダウン形式で選択できる項目です。
‐テキスト
画面に表示させたい文字やリンクを入力できる項目です。
*ユーザー側に回答してもらうためのものではありません。
‐区切り線
フォーム内に区切り線を入れることができます。
‐ファイルフィールド
ユーザーがファイルの添付をするための項目です。(有料版のみ)
プリセットの概要を説明します。
‐名前:「姓」「名」を入力する項目です。
‐メールアドレス
メールアドレスを入力する項目です。
‐性別
「男性」「女性」の選択肢があるラジオボタン形式の項目です。
‐日付
日付(年・月・日)を選択する項目です。
‐連絡先
電話番号を入力する項目です。
‐都道府県
都道府県をプルダウン形式で選択するための項目です。
‐住所
郵便番号・都道府県・市区町村番地・マンション・ビル名を入力する項目です。
-職業
会社員・自営業・専業主婦・学生といった職業をプルダウン形式で選択する項目です。
‐マトリックスリスト
設問とそれに対する特定の選択肢を設置する項目です。
項目クリック後に表示される編集画面で、入力必須にチェックを入れれば、必須項目が未入力で送信されることを防ぐことができます。
必須項目には項目の前に(必須)と入ります。
項目は不要なものは削除することもできます。
ここでは最低限必要だと思われる、名前・メールアドレス・連絡先を必須項目にして残しています。
また予約受付には、申込日程も必要なケースが多いため、左のチェックボックスの項目を右側にドラック&ドロップしてフォームに反映させます。
項目名・内容・選択肢を入力し、「設定を保存する」をクリックします。
フォームに申込日程が反映されました。
画面上部の環境設定の項目をクリックし、公開設定を行います。
公開設定のPC・スマートフォンの部分で、公開するに変更し、「設定を保存する」を
クリックすれば、ネット上で作成したフォームが公開されます。
画面確認・デザイン変更タブをクリックすれば、公開されているフォームの画面を確認することができます。
デザイン一覧をクリックすれば、デザインを変更することができます。
ここでは仮にドット(ブルー)を選択してみます。
変更したいデザインをクリックすれば、変更は完了します。
コード表示のタブをクリックすれば、公開されているフォームのURLを確認できます。
URLをクリックすれば、ネット上に公開されているフォームにアクセスできます。
ネット上で公開されている、予約受付フォームの画面になります。
予約受付フォームにユーザーが情報を入力し送信すれば、フォームメーラーに登録したアカウントのメールアドレスに送信内容の連絡が入ります。
以上がフォームの作成手順になります。
フォームメーラーはフォーム作成に関する便利な機能を備えています。代表的な機能を紹介します。
入力必須項目に漏れ・間違いがないかリアルタイムチェックできます。
正しい情報を入手することができるため、入力間違いへの対応の手間を減らすことができます。
フォームの郵便番号を入力するだけで住所を自動的に入力することができます。
ユーザー側の手間を減らすことができます。
フォームにGoogle Mapsを設置できます。
セミナーやお店の場所をユーザーに分かりやすく伝えることができます。
フォームにYouTubeを設置できます。
提供しているサービスの詳細をユーザーに伝えることができお申込みの確率を高めることができます。
フォームメーラーはさまざまなシーンで活用することができます。
代表的な利用シーンを紹介します。
フォームメーラーは官公庁や教育機関、大企業から個人まで幅広い分野で使用されています。
登録アカウント数も40万と多くの方に採用されているフォーム作成ツールです。
地域復興を目的としたイベント・セミナーを開催している法人
イベント・セミナーの予約受付
紙で予約受付を行い、情報を手入力していたが、データで管理できるようになったので工数が減った。
フォームメーラーはドラッグ&ドロップでフォームの編集を行うことができるため、プログラミング知識のない方でも、手軽にフォームを作成することができます。
初めて利用される方でも簡単な物であれば、20分程でフォーム作成が可能です。
フォームメーラーはカスタマイズ性が高いので、「お問い合わせ」や「予約受付」だけでなく「アンケート調査」や「ネット販売の注文」にも対応することができます。
フォームメーラーは無料から始められるフォーム作成ツールです。
登録も簡単で、思い立ったらすぐにフォームを作成することができます。
フォームを導入すれば、予約受付に関するお悩みが解決するかもしれません。
例えば予約受付フォームを導入すれば、予約受付業務の改善、顧客満足度の向上といった効果が期待できます。
有料プランを利用すれば、サービスを紹介するランディングページやお申込みと同時に費用のお支払いに対応した注文フォームの作成も可能です。
フォームメーラーは無料で簡単に始めることができるので、予約受付業務でお悩みの方は
ぜひフォームメーラーをお試しされることをおすすめします。
セールスや採用などのミーティングに関する業務を効率化し生産性を高める日程調整ツール。どの日程調整ツールが良いか選択にお困りの方は、まず無料で使い始めることができサービス連携や、必要に応じたデザインや通知のカスタマイズなどの機能が十分に備わっている予約管理システムの導入がおすすめです。