Googleカレンダーには、
などの便利機能があります。
紙の手帳だと記入した後に色を変えたり、プロジェクトごとにカレンダーを作ったりするのは大変な作業ですが、Googleカレンダーではほんの数クリックでできてしまいます。
この記事では、初心者の方にも分かりやすいように、ひとつひとつの機能を丁寧に解説しています。
通知がこないときの対処方法もパソコン・スマホそれぞれ解説していますので、ぜひチェックしてください。
GoogleカレンダーにはWebブラウザ、またはアプリからアクセスできます。
ブラウザからアクセスする場合は、ブックマークやショートカットを登録しておくとすぐに接続できて便利です。
パソコンでGoogleカレンダーを使う場合は、Webブラウザからログインしましょう。
Google Chromeからアクセスする手順を説明します。
Google Chromeを開きます。
右上にある[9つの点のアイコン]をクリックします。
「カレンダー」をクリックします。
他のブラウザ(Edgeやsafariなど)からは、Googleカレンダーからアクセスします。
スマホからはGoogleカレンダーアプリの使用がおすすめです。
インターネットブラウザからも使えますが、使える機能が限られます。ブラウザからアクセスする場合は、Googleカレンダーからアクセスしてください。
(左)スマホアプリの画面 (中・右)ブラウザ版の画面
Googleカレンダーの「マイカレンダー」機能は、予定を分類管理するときに便利です。
例えば、仕事とプライベートの予定を分けたい、プロジェクト別でカレンダーを分けて管理したいなどです。
マイカレンダーのメリットは、
などがあります。
Googleカレンダーを開きます。
[他のカレンダー]横の[+]をクリックします。
[新しいカレンダーを作成]をクリックします。
【補足】
「新しいカレンダーを作成」以外の機能
カレンダーに登録 | 他アカウントのカレンダーを自分のカレンダーに表示します。他アカウントがあなたに対し、アクセス権限を与える必要があります。 |
関心のあるカレンダーを探す | 誕生日、日本の祝日、その他の国の祝日、宗教上の祝日、スポーツのスケジュール(バスケットボールや野球など公式が発表している試合日程)、月の位相(新月、満月など)を追加できます。 |
URLで追加 | 一般公開されているカレンダーを表示します(自分で一般公開カレンダーを作ることもできます)。「関心のあるカレンダー」に載っていない、映画公開カレンダーや、ライブの情報なども公開されています。 |
インポート | 他のスケジュールシステム(Outlook等)や別のアカウントからカレンダーを引っ越す場合に使用します。 |
カレンダーの名前を入力します。
必要に応じて「説明」「タイムゾーン」の設定をしてください。
[カレンダーを作成]をクリックします。
マイカレンダーに追加されました。
マイカレンダーを削除するには、カレンダー名にマウスを合わせ(クリックしない)、[×]をクリックします。
スマホのGoogleカレンダーアプリからマイカレンダーは作成できません。
パソコンで作成してください。
Googleカレンダーの予定を色分けすると、ひと目でどの予定が入っているか分かりやすくなります。
有償版のアカウントでは、カレンダーの色ごとに会議時間の集計ができます。
予定を登録する日付(日時)をクリックし、予定入力画面を開きます。
【登録済みの予定を変更する場合】
通知を変更する予定を開き、[鉛筆マーク(編集)]をクリックしてください。
(左)新規予定の色を変更 (右)登録済み予定の色を変更
カレンダーマークの右にある「丸」をクリックします。
変更したい色にチェックを入れ、[保存]をクリックしてください。
マイカレンダーに設定されている色を変更します。
色を変更するマイカレンダー名にマウスを合わせ、[三点メニュー]をクリックします。
変更したい色をクリックします。
パレットにない色を使う場合は[+]をクリックします。
同じカレンダーの予定はすべて色が変更されます。
個別に色を変更すると、予定の左側にカレンダーカラー、全体を手動変更した色が表示されます。
Googleカレンダーアプリを開きます。
新規の場合は、予定を追加する日付を開き、画面右下[+]をタップして予定登録画面を開きます。
[既定の色]をタップします。
登録済みの場合は、予定を開き、[鉛筆マーク(編集)]をタップして編集画面を開きます。
登録されている色をタップします。
変更したい色をタップし、[保存]します。
Googleカレンダーアプリを開きます。
左上[三本線メニュー]をタップします。
下にスクロールし、[設定]をタップします。
色を変更するカレンダー名をタップして開きましょう。
[色]をタップし、変更後の色をタップします。
Googleカレンダーの通知機能を使って予定を忘れないようにしましょう。
パソコンの通知は3種類あります。
デスクトップ画面右下に通知が表示されます。
ブラウザ上に通知が表示されます。
Gmailにメールで通知が届きます。
スマホの通知は1種類です。
画面ロック状態でも通知されます。
デフォルトでセットする通知方法を設定します。
Googleカレンダー右上の歯車マークをクリックし [設定]を開きます。
[全般]→[通知設定]を開きます。
通知の種類を選びます。
※メール通知はデフォルト設定できません。メール通知したい場合は、予定ごとに設定してください。
スヌーズの設定を選びます。スヌーズとは、通知のあとにもう一度通知する機能です。
通知音を鳴らす場合はチェックを入れてください。
通知を「アラート」にすると「予定の〇分前」と「通知音を鳴らす」が変更できなくなります。変更するには、通知を一度「デスクトップ通知」にして時間と通知音の設定を変更したのち、通知を「アラート」に変更してください。
メール通知する予定を開きます。登録済み予定の場合は[鉛筆マーク(編集)]をクリックして編集モードにします。
[通知]をクリックして[メール]を選択してください。
通知する時間を設定し[保存]します。
登録したい日付(日時)をクリックして予定入力画面を開きます。保存ボタンの横にある[その他のオプション]をクリックしてください。
通知を変更する予定を開き、[鉛筆マーク(編集)]をクリックしてください。
[通知を追加]または、変更する通知をクリックします。
通知の方法(通知/メール)と時間を選択してください。
通知をしない場合は[×]マークをクリックして削除しましょう。
[保存]します。
パソコンに通知がこなかった場合は設定を確認しましょう。
ブラウザでGoogleカレンダーを開いていないと通知されません。表示する必要がない場合はブラウザを最小化しておきましょう。
Chromeの通知設定を確認しましょう。
Chromeを開きます。
画面右上にある[縦三点メニュー]→[設定]をクリックします。
[プライバシーとセキュリティ]→[サイトの設定]をクリックします。
[通知]をクリックします。
下にスクロールして「通知の送信を許可するサイト」にGoogleカレンダーが登録されているか確認します。
Googleカレンダーが登録されていない場合は[追加]をクリックします。
サイトに「calendar.google.com」と入力し、[追加]をクリックします。
パソコンの通知設定を確認しましょう。
Windowsの場合
Windowsマークを右クリックし[設定]を開いてください。
[システム]→[通知]をクリックします。
通知の設定を確認します。
通知の詳細を変更する場合はアプリ名をクリックします。
Googleカレンダーアプリを開きます。
[三本線メニュー]→[設定]を開きます。
通知設定をするカレンダー名をタップします。
[通知を追加]または[別の通知を追加]をタップします。通知を変更する場合はその通知をタップしてください。
通知する時間を選択しましょう。「カスタム」ではより細かい設定が可能です。
Googleカレンダーアプリを開きます。
予定を追加する日付を開きます。
画面右下[+]をタップして予定登録画面を開きます。
通知を変更する予定を開き、[鉛筆マーク(編集)]をクリックします。
新規追加する場合は[通知を追加]をタップします。
変更する場合は [×]マークをタップして削除してから[通知を追加]します。
通知する時間をタップし、[保存]してください。
スマホに通知がこないときは設定を確認しましょう。
Googleカレンダーの通知設定を確認しましょう。
Googleカレンダーを開きます。
[三本線メニュー]→[設定]→[全般]を開きます。
通知「このデバイスで通知する」がオンになっているか確認してください。
スマホの通知設定を確認しましょう。
アプリ一覧から[設定]を開き、[通知とステータスバー]をタップします。
「アプリ通知」→「(Google)カレンダー」を探し通知がオンになっているか確認してください。
Googleカレンダーのリマインダー機能は、タスクを管理できます。
予定との違いは、
タスクのように完了・未完了を管理したい予定はリマインダーがおすすめです。
Googleカレンダーを開きます。
登録する日付をクリックして、予定の登録画面を開きます。
[リマインダー]タブをクリックすると、リマインダー登録画面に切り替わります。
タイトルを入力します。
時間を指定する場合は「終日」のチェックを外し、時間を指定します。
繰り返しの設定をします。
[保存]します。
リマインダーの予定には指のマークが付きます。
リマインダーは完了するまで翌日に繰り越され続けます。
タスクが終わったら完了処理をしましょう。
完了するリマインダーをクリックして開いてください。
[完了とする]をクリックします。
完了したリマインダーには取り消し線が付きます。
変更するリマインダーを開き、[鉛筆マーク(編集)]をクリックしてください。
内容を編集し[保存]をクリックします。
変更するリマインダーを聞いてくるので、選択して[OK]します。
繰り返し設定しているリマインダーも変更する場合は、「これ以降のすべてのリマインダー」を選択してください。
削除するリマインダーを開き、[ゴミ箱マーク(削除)]をクリックしてください。
削除するリマインダーを聞いてくるので、選択して[OK]します。
繰り返し設定しているリマインダーも削除する場合は、「これ以降のすべてのリマインダー」を選択してください。
Googleカレンダーを開きます。
登録する日付を開き[+]ボタンをタップします。
[リマインダー]をタップするとリマインダー登録画面が表示されます。
タイトルなどを入力し[保存]してください。
リマインダーの予定には指のマークが付きます。
リマインダーは完了するまで翌日に繰り越され続けます。
タスクが終わったら完了処理をしましょう。
完了するリマインダーを開き「完了とする」をタップしてください。
完了したリマインダーには取り消し線が付きます。
変更するリマインダーを開き、[鉛筆マーク(編集)]をクリックしてください。
内容を編集し[保存]をクリックします。
変更するリマインダーを聞いてくるので、選択して[OK]します。
繰り返し設定しているリマインダーも変更する場合は、「これ以降のすべてのリマインダー」を選択してください。
削除するリマインダーを開き、三本線メニュー→[削除]をタップしてください。
削除するか確認してくるので[削除]をタップします。
繰り返し設定しているリマインダーも削除する場合は、「これ以降のすべてのリマインダー」を選択してください。
Googleカレンダーの4つの機能をご紹介しました。
これらはGoogleカレンダーが持つ便利機能のほんの一部です。
他にも他アカウントとのカレンダー共有や、一日の予定をまとめて朝メールでお知らせ、Google Meetとの連携など盛り沢山です。
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