Outlookでメールを送信予約 デスクトップアプリ・Web版それぞれ解説

2023年8月1日(火)
目次
  • 1. デスクトップ版Outlook:送信予約の方法
    • 2. デスクトップ版Outlook:指定の時間だけ遅らせて送信する
      • 3. Web版Outlook:送信予約の方法
        • 4. 予約したメールが送信できない 原因と解決法
          • 5. Outlook 送信予約を活用して通達漏れを防ぎましょう
            • 6. Jicoo(ジクー)について

            Outlookでは、デスクトップアプリだけでなく、Web版のOutlook(Outlook on the web)でも送信予約ができます。

            スマホ版は残念ながら利用できませんが、スマホ版Outlookを利用していて送信予約を使いたい方は、Web版のOutlookから送信予約をすると良いでしょう。

            デスクトップ版とWeb版は送信予約の手順が全く異なります。
            本記事ではそれぞれの手順について解説します

            デスクトップ版Outlook:送信予約の方法

            予約送信するメールを作成します。

            メールが作成できたら、[オプション]をクリックしてください。

            配信タイミング]をクリックします。

            指定日時以降に配信]にチェックを入れます。

            日付と時間をそれぞれクリックして、日時を設定してください。
            30分刻み以外の時間を指定したい場合は、時刻を直接入力することができます。

            閉じる]をクリックします。

            送信予約ができていれば、[配信タイミング]ボタンがグレーになります。

            ボタンがグレーになっていることを確認し、[送信]ボタンを押します。

            送信予約が完了しました。

            予約したメールは、[会話の履歴]の[送信トレイ]に入ります。
            送信後は、[送信済みアイテム]に移動します。

            送信予約取り消し

            会話の履歴]の[送信トレイ]から、予約を取り消すメールを開きます。


            オプションタブを開き、[配信タイミング]をクリックしましょう。

            指定日時以降に配信]のチェックを外します。

            閉じる]をクリックしてください。

            配信タイミング]ボタンがグレーから白に変わりました。

            すぐに送信する場合は、[送信]をクリックします。

            送信しない場合は、[×]マークをクリックして閉じましょう。
            メールは[会話の履歴]の[送信トレイ]に下書き状態で保存されます。

            デスクトップ版Outlook:指定の時間だけ遅らせて送信する

            日時を指定して送信する以外に、すべてのメールを指定の時間だけ遅らせて送信することも可能です。


            メール作成後すぐに送信したくない場合や、誤送信の対策として利用できます。

            Outlookメールを開き、ホームタブの[ルール]をクリックします。

            仕分けルールと通知の管理]をクリックしてください。

            新しい仕訳ルール]をクリックします。

            送信メッセージにルールを適用する]をクリックし、[次へ]をクリックします。

            すべての送信メールに対して送信を遅らせる場合は、条件を何も設定せず[次へ]をクリックしてください。


            その場合、すべてに適用されるが問題ないか聞かれますので、[はい]をクリックします。

            一部のメールのみ送信を遅延させる場合は条件を設定して、[次へ]をクリックください。

            指定した時間 分後に配信する]にチェックを入れます。

            ステップ2の青字部分[指定した時間]をクリックし、何分遅らせるか指定してください。

            最大120分まで遅延させることが可能です。

            OK]して、[次へ]をクリックします。

            例外条件(条件〇〇の場合は遅延させない)がある場合は、設定してください。

            次へ]をクリックします。

            ルールの名前を入力し、[完了]をクリックします。

            メッセージの内容を確認して、[OK]を押します。

            OK]をクリックすれば、設定完了です。

            送信遅延を解除する

            ルール]から[仕分けルールと通知の管理]を開きます。

            送信遅延を停止する場合は、仕訳ルールのチェックを外してください。

            送信遅延のルールを削除する場合は、[削除]をクリックしてください。

            削除をクリックするときは、他のルールにチェックが入っていないか確かめてから、削除ボタンを押してください。チェックが入っている他のルールも削除されてしまいます。ご注意ください。

            設定が完了したら、[OK]を押します。

            Web版Outlook:送信予約の方法

            Web版Outlook(Outlook on the web)で予約送信するメールを作成します。

            送信ボタンの右にある[下向き矢印]をクリックします。

            次に、[スケジュール送信]をクリックしてください。

            送信時間を選択します。
            候補日以外に送信したい場合は、[カスタム時間]をクリックします。

            日付、時間を選択し、[送信]を押してください。

            時間は30分刻みになっていますが、10:05など細かく指定したい場合は、時間枠に手入力すればその時間に送信させることが可能です。

            予約メールは[下書き]に保存されています。

            送信後は[送信済みアイテム]に移動します。

            送信予約取り消し

            予約を取り消すメールを[下書き]から開きます。

            鉛筆マーク[スケジュール送信オプション]をクリックし、[メールの変更]を選択します。

            メールの編集画面に戻り、送信予約が取り消された状態になりました。

            予約したメールが送信できない 原因と解決法

            送信予約したのにメールが送信できなかった時は次のような原因が考えられます。

            • 送信予約時間にOutlookを閉じていた
            • 送信予約時間にオフラインだった
            • 送信予約をした後にメールを開いてそのまま閉じた

            詳しい説明は以下の通りです。

            Outlookを閉じていると予約送信できない

            Exchange Server環境以外の場合、送信予約時間に予約送信をしたパソコンのOutlookが閉じた状態になっていると送信ができません。送信予約時間は送信予約をしたパソコンのOutlookをアクティブにしておきましょう。

            長期休暇などでOutlookをアクティブにしておくことが難しい場合は、Web版のOutlook(Outlook on the web)にお使いのアカウントでログインし、スケジュール予約をしましょう。設定の仕方は「Web版Outlook:送信予約の方法」をご参照ください。

            Web版Outlookのスケジュール送信は、Outlookがアクティブになっていなくても予約送信が可能です。

            送信予約時間にオフラインだった

            送信予約時間にOutlookを立ち上げていても、オフラインだと予約メールが送信できません。
            Web版Outlookでスケジュール送信を行えば、パソコン自体がオフラインになっていても、予約メールを送信することができます。

            送信予約後にメールを開いた

            送信予約設定をした後に、予約メールを開いて[×]マークで閉じると、下書きメールになってしまうので注意が必要です。


            状態アイコンが「紙飛行機」マークだと送信予約、「メモ+えんぴつ」マークは下書きの状態を表します。

            下書きの状態だと、送信日時「なし」になり、予約送信されません。

            再度予約メールにするには、下書き状態になっている予約メールを開きます。

            送信日時を変更する必要がなければ、[送信]をクリックします。
            変更する必要があれば、[オプション]の[配信タイミング]で変更してから、[送信]をクリックしてください。

            送信予約状態になりました。

            Outlook 送信予約を活用して通達漏れを防ぎましょう

            Outlookの送信予約は、1年後など遠い日付の予約をすることが可能です。
            毎年決まった連絡事項、例えば年末調整や契約更新前の連絡などを送信予約しておけば、連絡漏れもなく、いつ連絡するかのチェック業務を減らすことができます。

            他にも、様々な使い方ができます。少しだけ例を挙げてみましょう。

            • 忘れやすいタスクのリマインダーをあえて予約メールにして、忘れないようにする
            • 営業時間外に作成したメールを、営業時間になったら自動送信する
            • メルマガなどあらかじめメール文を作っておいて、時間になったら自動で送信する


            利用価値の高いOutlookの送信予約機能を、日常業務に活用して生産性を向上しましょう。

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