「Zoom会議で、顔を見せたくない」
「別作業もしながら、ミーティングに参加したい」
パソコンやスマホなどでWebミーティング・セミナーをするときに、思わぬ状況になり自分の顔や部屋が表示されて驚き、上記のような悩みをもつ人は少なくないのではないでしょうか?
そこで今回は、Zoom(※2025年以降、統合プラットフォーム名を「Zoom Workplace」と称することもあります)でのカメラオフ操作手順についてくわしく紹介します。またカメラオフのメリットや、推奨される状況、顔出しせずに参加できる「アバター」活用術についてもまとめてあります。ぜひ参考にしてみてください。
Zoomの「ビデオオフ機能」には、さまざまなメリットがあります。
以下では、具体的な事例についても紹介します。
Zoomのビデオオフ機能を利用すれば、通話状態をキープしたままでも別作業や離席することが可能です。
例えば、ミーティング中に飲み物を取りに行ったり、子供のちょっとした育児をしながら会議に参加することができます。
また自宅や外出中の場合には、プライベートな空間をみせる必要がなく、気を遣わずに作業に集中することができます。
さらにマイクオフを併せて利用すれば、一方方向のコミュニケーションが可能となり、講義や研修内容を集中して聞くことが可能です。
Zoomにはバーチャル背景機能がありますが、一定の条件が必要です。
窓際や外光が多い場所では、バーチャル背景が機能せず画面が乱れる場合があります。
またカメラオフ状態であれば、そもそも背景の状態を気にせずにミーティングに参加することができます。
カメラオフ機能を利用すればホスト側は、別作業をしながら開催の準備をすることができます。
ホスト側はどうしても会議開始前は、出席確認や挨拶、進行確認などの事前準備があり、開始前は自身の作業に集中したいものです。
また欠席メンバーが要る場合には、個別に電話で確認することもでき、円滑なミーティングのスタートができます。
そのため、カメラオフ機能は効率的なミーティング運営がしたい人におすすめです。
オフ状態でも参加できる方法・シチュエーションについて紹介します。
会議の趣旨や会話する相手のことを考えて、カメラのオンオフを決めましょう。
近年、国内の実態調査では20〜30代社員の約9割が「通常はカメラをオフ」にして参加していることが分かっています。効率性やプライバシーへの配慮から「基本オフ・必要時のみオン」とする柔軟な運用(TPOに応じた対応)が定着しつつあります。また、カメラオンの強要は心理的負担となり「テクノロジー・ハラスメント(テレハラ)」とみなされかねないため、個人の裁量に任せる企業が増えています。
海外の専門家からも「カメラオンの強制は従業員エンゲージメント問題の根本解決にはならない」と指摘されており、国際的にも形式より成果重視の会議運営へシフトしています。
とはいえ、状況や相手によっては失礼にあたる場合があるので注意が必要です。どうしてもビデオオフで参加する場合は、ビデオオフにしながら入室することもおすすめ。ミーティング開始直後は、ホストやゲストの画面を見て周りの状況を確認してみましょう。
なお、カメラオフで参加する際は「サボっている」と思われないよう、リアクションボタン(拍手、いいね等)やチャットを積極的に活用してノンバーバルなプレゼンスを示すのが現在のマナーです。さらに「Zoom AIコンパニオン」などのAI要約機能を活用して議事録を残すなど、画面に映る以外の方法で会議に貢献することも推奨されます。
今後何度もやり取りする相手であれば、最初だけカメラオンにして挨拶するのが無難な場合があります。
海外の最新のハイブリッドワーク事情においても、「仮想会議でカメラをオンにすることがエンゲージメントやチームの一体感を高める」とその価値が再評価されています。初対面の打ち合わせや重要な商談では、顔を合わせることで発言者の熱意が伝わりやすくなり、信頼関係の構築に役立ちます。
最初の挨拶の時だけ、または重要な発言の時だけカメラオンにして、戦略的に使い分けるとよいでしょう。
定期的なWeb会議や説明会、研修会であれば、顔出ししなくても良いでしょう。
1方向だけが発言する会議や、発言する必要がない説明会などであれば、カメラオフのアイコン状態でも問題ありません。
どうしても必要な場合には、発言するときだけカメラオンにするとよいでしょう。
カメラはオフにしたいけれど、真っ黒な画面や名前だけの表示だと相手に不快感や「不参加」の印象を与えないか心配な方には「アバター機能」がおすすめです。
Zoomアプリでは、動物キャラクターだけでなく人型のアバターを設定することができ、自分の動きに合わせて表情やジェスチャーを模倣してくれます。寝癖が直っていない日や、服装・背景に自信がない時でも、プロフェッショナルな見た目を維持しつつ「相手の話を聞いている」姿勢を視覚的に示せるため、顔出しとビデオオフの優れた折衷案として日本でも利用者が増えています。
さらに海外では、1枚の写真から本人そっくりのアバターを生成し、リアルタイムで動かせる「フォトリアルAIアバター」機能(2025年12月提供開始予定)に大きな注目が集まっています。Microsoft Teamsなどの競合ツールでも3Dアバター対応が進んでおり、「顔を出さずに参加しつつ双方向性を保つ」スタイルは、Zoom疲れを防ぐ新たな国際標準になりつつあります。
パソコンでのビデオオフ機能の方法・手順について解説します。なお、最新のZoom(v6.7.0以降など最新版)では、ビデオ設定画面で「カメラ」と「外見(アピアランス)」項目が分離されたり、ツールバーの項目順をドラッグで入れ替え可能になるなど、UIの微調整が行われています。もし画面表示が異なる場合は、設定メニュー内検索機能(🔍)などで項目を探してください。
方法①:Zoom開始時から顔を見せずに入室する方法
方法②:会議中にビデオオフする方法
方法③:デフォルト設定
以下では、さらにくわしく紹介します。
Zoom会議が始まる前から、ビデオオフしながら入室する場合は次の手順です。
手順1:「ミーティングに参加」をクリックする
手順2:参加前のプレビューダイアログ画面から「マイビデオをオフにする(またはビデオをオフのまま参加する)」をチェックしてから、参加

会議の最中にビデオオフにしたい場合は、ミーティング画面のツールバーに表示される「ビデオの停止」をクリックすればOK。
※新しいUIではツールバーをドラッグ&ドロップで自由にカスタマイズ可能です。「ビデオの停止」ボタンが見当たらない場合は、ツールバーの「詳細(More)」メニューの中に格納されているか確認してください。
赤い斜線が「ビデオの開始」に表示されればカメラオフ状態です。

ビデオオンに変更したい場合は、もう一度「ビデオの開始」ボタンをクリックすれば簡単にカメラオンになります。
事前にビデオオフを設定することもでき、デフォルト設定の具体的な手順は以下の通りです。
手順1:アプリ左側のナビゲーションバー下部にある歯車アイコン、または右上のプロフィールアイコンから「設定」をクリックする
手順2:「ビデオ」タブをクリックする
手順3:「マイビデオ」から「ミーティングに参加する際、ビデオをオフにする」をクリックする

続いて、スマホ・タブレットからビデオオフをする方法を解説します。
パソコンの変更方法と同じように、スマホ・タブレットの場合も以下の3つに分けられます。
方法①:Zoom開始時から顔を見せずに入室する方法
方法②:会議中にビデオオフする方法
方法③:デフォルト設定
スマホ・タブレットからZoomアプリで参加する場合、最初からビデオオフにしたい場合は、以下の手順で設定をすれば大丈夫です。
手順1:「ミーティングに参加」をタップ
手順2:画面下の「ビデオをオンにする」をオフ。
手順3:「ミーティングに参加」をタップ

スマホ・タブレットでZoom会議に参加して途中でビデオオフにする場合は、画面の左下に表示される「ビデオの停止」をタップします。
設定がビデオオフに切り替えられると、「ビデオの開始」マークに赤い斜線が入ればOK。(写真は既にビデオオフ状態です。このようになっていればOK)

なおビデオオフを解除したい場合は、「ビデオの開始」を再度タップすればマークの赤い斜線が消え、ビデオ通信可能になります。
デフォルトの設定を変更しておくと便利です。Zoomアプリでデフォルトの設定を変更する方法は、次の通りです。
手順1:画面右下の「詳細」をタップ
手順2:「設定」から「ミーティング」をタップ
手順3:「ビデオ」の欄にある「自分のビデオを常にオフ」をチェック

顔を出す必要がない場合が多い人は、最初からデフォルト設定しておくとよいでしょう。
カメラオフにしていれば、ホストや他の参加者から顔は見えません。
心配な人はデフォルト設定し、実際に家族や友人に頼んで繋げてみるとよいでしょう。
大事な時にカメラ機能の操作ができないと、自分の印象を悪くする事や会議の進行を妨げる事になります。不安な人は事前に試しておき、安心した操作方法を身に付けておきましょう。
ホストから、参加者のカメラを強制的にオンへ直接切り替えることはできません。公式の機能上、勝手に映像を晒される心配はないので安心してください。
ただし、ホストから参加者に対してカメラのオン/オフの依頼をすることは可能です。
例えば、ホストがカメラオフの解除を依頼すれば、依頼された参加者の画面に「カメラオフの解除依頼」のポップアップが表示されます。
これを承諾した場合にのみ、カメラがオンになります。
はい。現在のZoomミーティングの仕様でも、自分のデバイスをカメラオフにしていても、カメラオンにしている他の参加者の表情や映像は問題なく視聴することができます。
今回は、Zoomのビデオオフの操作方法についてくわしく説明しました。
カメラオフ機能には、「スムーズな進行」「集中して作業できる」といったメリットがあります。近年は国内でもカメラオフでの参加が多数派となりつつあり、個人の判断やTPOに合わせた柔軟な運用が推奨されています。
しかしながら、一方的にカメラオフにしてしまうと失礼になる場合があるため、リアクションボタンやチャットを活用して参加姿勢を示すことが大切です。顔出しに抵抗がある場合や身だしなみが整っていない場合は、アバター機能を活用してプロフェッショナルな印象を保つのもおすすめです。
また、Zoom AIコンパニオンなどのAI機能を活用すれば、カメラオフでも議事録や要約を通じて議論にしっかり貢献できます。将来的には他社ツール(TeamsやGoogle Meet等)とのAI連携も進むなど、会議のあり方はより多様化しています。
相手や会議の趣旨を理解して、必要に応じてオン/オフや新しいテクノロジーを使い分けながら、円滑なオンラインミーティングを実現してください。
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