「Zoom会議で、顔を見せたくない」
「別作業もしながら、ミーティングに参加したい」
パソコンやスマホなどでWebミーティング・セミナーをするときに、思わぬ状況になり自分の顔や部屋が表示されて驚き、上記のような悩みをもつ人は少ないのではないでしょうか?
そこで今回は、Zoomミーティングでカメラオフ操作手順についてくわしく紹介します。またカメラオフのメリットや、カメラオフが許される状況についてもまとめてあります。ぜひ参考にしてみてください。
Zoomの「ビデオオフ機能」には、さまざまなメリットがあります。
以下では、具体的な事例についても紹介します。
Zoomのビデオオフ機能を利用すれば、通話状態をキープしたままでも別作業や離席することが可能です。
例えば、ミーティング中に飲み物を取りに行ったり、子供のちょっとした育児をしながら会議に参加することができます。
また自宅や外出中の場合には、プライベートな空間をみせる必要がなく、気を遣わずに作業に集中することができます。
さらにマイクオフを併せて利用すれば、一方方向のコミュニケーションが可能となり、講義や研修内容を集中して聞くことが可能です。
Zoomにはバーチャル背景機能がありますが、一定の条件が必要です。
窓際や外光が多い場所では、バーチャル背景が機能せず画面が乱れる場合があります。
またカメラオフ状態であれば、そもそも背景の状態を気にせずにミーティングに参加することができます。
カメラオフ機能を利用すればホスト側は、別作業をしながら開催の準備をすることができます。
ホスト側はどうしても会議開始前は、出席確認や挨拶、進行確認などの事前準備があり、開始前は自身の作業に集中したいものです。
また欠席メンバーが要る場合には、個別に電話で確認することもでき、円滑なミーティングのスタートができます。
そのため、カメラオフ機能は効率的なミーティング運営がしたい人におすすめです。
オフ状態でも参加できる方法・シチュエーションについて紹介します。
会議の趣旨や会話する相手のことを考えて、カメラのオンオフを決めましょう。
状況や相手によっては、失礼にあたる場合があるので注意が必要です。
どうしてもビデオオフで参加した場合は、ビデオオフにしながら入室することもおすすめ。
ミーティング開始直後は、ホストやゲストの画面を見て周りの状況を確認してみましょう。
ちなみにカメラオンする理由は、以下の通りだと考えられます。
ホスト側理由でカメラオンにするケースが多いので、事前にルールを良く確認しておきましょう。
今後何度もやり取りする相手であれば、最初だけカメラオンにして挨拶するのが無難な場合があります。
「顔が見えない相手」よりは「1度だけでも、顔を合わせたことがある相手」の方が、やはり印象が良くなり接しやすくなります。
最初の挨拶の時だけ、カメラオンにして手早く挨拶しておきましょう。
定期的なWeb会議や説明会、研修会であれば、顔出ししなくても良いでしょう。
1方向だけが発言する会議や、発言する必要がない説明会などであれば、カメラオフのアイコン状態でも問題ありません。
どうしても必要な場合には、発言するときだけカメラオンにするとよいでしょう。
パソコンでのビデオオフ機能の方法・手順について解説します。
方法①:Zoom開始時から顔を見せずに入室する方法
方法➁:会議中にビデオオフする方法
方法③:デフォルト設定
以下では、さらにくわしく紹介します。
Zoom会議が始まる前から、ビデオオフしながら入室する場合は次の手順です。
手順1:「ミーティングに参加」をクリックする
手順2:ポップアップされた画面から「マイビデオをオフにする」をチェックしてから、参加
会議の最中にビデオオフにしたい場合は、画面左下に表示される「ビデオの停止」をクリックすればOK。
赤い斜線が「ビデオの開始」に表示されればカメラオフ状態です。
ビデオオンに変更したい場合は、もう一度「ビデオの開始」ボタンをクリックすれば簡単にカメラオンになります。
事前にビデオオフを設定することもでき、デフォルト設定の具体的な手順は以下の通りです。
手順1:右上の歯車ボタン「設定」をクリックする
手順2:「ビデオ」タブをクリックする
手順3:「マイビデオ」から「ミーティングに参加する際、ビデオをオフにする」をクリックする
続いて、スマホ・タブレットからビデオオフをする方法を解説します
パソコンの変更方法と同じように、スマホ・タブレットの場合も以下の3つに分けられます。
方法①:Zoom開始時から顔を見せずに入室する方法
方法➁:会議中にビデオオフする方法
方法③:デフォルト設定
スマホ・タブレットからZoomミーティングアプリで参加する場合、最初からビデオオフにしたい場合は、以下の手順で設定をすれば大丈夫です。
手順1:「ミーティングに参加」をタップ
手順2:画面下の「ビデオをオンにする」をオフ。
手順3:「ミーティングに参加」をタップ
スマホ・タブレットでZoom会議に参加して途中でビデオオフにする場合は、画面の左下に表示される「ビデオの停止」をタップします。
設定がビデオオフに切り替えられると、「ビデオの開始」マークに赤い斜線が入ればOK。(写真は既にビデオオフ状態です。このようになっていればOK)
なおビデオオフを解除したい場合は、「ビデオの開始」を再度タップすればマークの赤い斜線が消えればビデオ通信可能です。
デフォルトの設定を変更しておくと便利です。Zoomアプリでデフォルトの設定を変更する方法は、次の通りです。
手順1:画面右下の「詳細」をタップ
手順2:「設定」から「ミーティング」をタップ
手順3:「ビデオ」の欄にある「自分のビデオを常にオフ」をチェック
顔を出す必要がない場合が多い人は、最初からデフォルト設定しておくとよいでしょう。
カメラオフにしていれば、ホストや他の参加者から顔は見えません。
心配な人はデフォルト設定し、実際に家族や友人に頼んで繋げてみるとよいでしょう。
大事な時にカメラ機能の操作ができないと、自分の印象を悪くする事や会議の進行を妨げる事になります。不安な人は事前に試しておき、安心した操作方法を身に付けておきましょう。
ホストからは、参加者のカメラオフの切替・操作はできません。
しかし、参加者にたいしてカメラのオン/オフの依頼をすることが可能です。
例えば、ホストがカメラオフの解除を依頼すれば、依頼された参加者のPC画面に「カメラオフの解除依頼」のポップアップがされます。
これを承諾すると、カメラオフが解除されます。
自分のデバイスをカメラオフにしていても、カメラオンにしている他の参加の表情を確認することができます。
今回は、Zoomのビデオオフの操作方法についてくわしく説明しました。
カメラオフ機能には、「スムーズな進行」「集中して作業できる」メリットがあります。
しかしながら、一方的にカメラオフにしてしまうと失礼になる場合があるので、状況に合わせながらカメラオフ機能を利用しましょう。
また状況によっては、ミュート機能を用いることで、オンラインミーティングや理事会などを円滑に進行することができます。
相手や会議の趣旨を理解して、ビデオオフ機能を使ってみてください。
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