本章では、定例会のために日程調整ツールを利用するメリットについて説明していきます。
日程調整ツールではメンバーのスケジュールが一目瞭然です。
スケジュールに登録や変更、削除が発生すれば、即時に反映されるので、常に最新のスケジュールを把握できます。
空き日程を確認するために定例会に参加する個々のメンバーに連絡する必要もなくなります。
日程調整ツールには、自動で空き日程を抽出し、相手に候補日を送ってくれる機能があります。
定例会に参加するメンバーのスケジュール確認や連絡をする手間を省くことが可能です。
ツールにもよりますが、作成したイベントに説明を加えることもできるので、事前に定例会の内容について情報共有しておくこともできます。
定例会の各種連絡を口頭や電話、メールなどでおこなっていると、連絡ミスやダブルブッキングなどといった人為的なミスがどうしても発生してしまうものです。
しかし、日程調整ツールなら、空き日程の抽出から日程調整の連絡まですべておこなってくれるので、人為的なミスが起こりにくいです。
本章では、定例会を開催するうえでおすすめの日程調整ツールについて紹介していきます。
Jicoo(ジクー)は電話やメールでの予定調整を効率化できる日程調整を自動化する無料アプリです。
Google カレンダー、Office365予定表とカレンダー連携することにより候補日時の自動抽出が可能です。日程調整ページで確定した予定は自動登録してくれます。
Slack連携、ロゴの変更、メッセージのカスタマイズ、Google Analytics連携などスムーズなUXを実現する豊富な機能が魅力となっているため、外部との定例会が多い職場に適しています。
TimeRex(タイムレックス)は、Googleカレンダー・Outlook予定表と連携しつつ、チーム機能を利用することによって、すべてのメンバーのスケジュールを把握でき、自動で候補日のリストアップまでおこなってくれる日程調整ツールです。
日程調整ページのURLをコピーして、URLを送るだけという極めてシンプルで、少ないやり取りで日程調整ができます。
会議室の空きも自動確認してくれて、日程が確定すると会議室の予約までおこないますから日程調整作業に追われることなく定例会の準備が可能となるはずです。
waaq Link(ワークリンク)は、自動生成・自動送信されるメールにて社内外の日程調整を効率化するツールです。
各種Web会議ツール(Zoom・Google Meet・Microsoft Teams)と連携可能であり、それらのツールのURLも自動発行されるので、テレワーク・リモートワーク環境での定例会にも適しています。
複数のメンバーが投票形式で日程を決めることができる機能もあり、定例会の開催日をメンバー同士で調整しながら確定させたいというケースにもおすすめです。
スケコンはAIの機能によって日程調整や予定の登録・共有を自動化してくれるツールです。
AIが空き日程を自動で抽出してくれて、急に予定の登録や変更があってもスケジュールには自動的に即時反映されるのでダブルブッキングの心配はありません。
無料プランでも人数制限がないので、定例会開催のために日程調整をしなければならない人数が多い職場でも利用できます。
biskett(ビスケット)は、URLを送付するだけで日程調整と会議室の予約を可能としてくれる日程調整ツールです。
30〜120分の範囲で会議の設定が可能で、移動時間も考慮の有無も選択できるなど柔軟にカスタマイズできる点も魅力です。
Slackと連携して日程確定やリマインドの通知を送れるので、Slackを通して定例会のために資料の共有やチャット連絡をしたい職場にも適しています。
Calendly(カレンドリー)は時差の計算を自動でしたうえで日程調整してくれる海外のツールとして有名です。
海外のチームやメンバーと日程調整する時には時差についていちいち確認する必要がありますが、Calendlyを利用すればその手間を省くことができます。
海外のチームやメンバーと定例会を行っているような職場には大変おすすめです。
定例会は社内メンバー同士で情報や課題を共有し、仕事のモチベーションを高める意義があります。
しかし、定例会の日程調整に時間をかけすぎて、事前の準備が満足にできないと、ただ話すだけの場に終わり、本来の業務時間も圧迫してしまいます。
定例会をスムーズに開催するためにも日程調整を効率的におこなう仕組み作りが大事です。
日程調整の連絡や調整に負担が多く、ミスがよく発生しているなら日程調整ツールの利用を検討しましょう。
セールスや採用などのミーティングに関する業務を効率化し生産性を高める日程調整ツール。どの日程調整ツールが良いか選択にお困りの方は、まず無料で使い始めることができサービス連携や、必要に応じたデザインや通知のカスタマイズなどの機能が十分に備わっている予約管理システムの導入がおすすめです。