Microsoft Teams(以下Teams)は、ビジネス用チャットやオンライン会議のツールとして知られています。
しかし、Teamsの実力はチャットだけではありません。Microsoft Officeと連携してファイルの共有や同時編集が可能。さらにスマホを使えば、いつでもどこからでもアクセスできるコミュニケーションツールです。
これらを無償で利用できるのですから、多くのビジネスで使われるのも納得できます。
資料を印刷したり、参加者へ連絡を入れたり。セミナーの準備に大変な苦労をしていませんか。
参加者の顔が見えないWebセミナーで、一方的に話をして終わってしまった経験はありませんか。
スクールのメンバー一人ひとりに沿ったサポートをするのが大変と感じたことはありませんか。
今回はTeamsの特徴を解説し、ダウンロード方法を説明します。
ネットワーク上で発生するさまざまな「困った」をTeamsで解消していきましょう。
Teamsは、これまでのチャットやメールなどのコミュニケーションツールが1つにまとまったものと考えるとイメージしやすいのではないでしょうか。
アプリをたくさん起動することなく、Teamsひとつで円滑なコミュニケーションを実現できます。
また、共有するファイルはOfficeと連携されているので、自分のPCにOfficeは必要ありません。
いつでもどこからでもファイルにアクセスでき、メンバーと同時に編集も可能です。
オンラインで顧客とコミュニケーションをとる場合、こんな「困った」はありませんか?
Teamsを活用すると、これらの「困った」を解消できます。
これまでのツールでは難しかったきめ細かなサポートを実現できるので、Teamsは人と人をつなぐ、対面により近いコミュニケーションツールと言えるでしょう。
さっそくTeamsをダウンロードしてみましょう。
■ステップ1
Teamsのダウンロードページへアクセスします。
開いた画面で「デスクトップ版をダウンロード」をクリックします。
「職場/学校向けのTeams」の下にある「Teamsをダウンロード」をクリックすると、インストール用のファイルがダウンロードされます。
■ステップ2
ダウンロードフォルダに「TeamsSetup_c_w_.exe」が保存されました。
このexeファイルを実行して、Teamsのインストールをおこないます。
※使用しているOSによってダウンロードされるファイル名は異なります
■ステップ3
インストールが完了すると、Teamsのログイン画面が開きます。
登録されているMicrosoftアカウントや電話番号などを入力し、Teamsを始めましょう。
TeamsはPC以外にMacやスマホのiOS、Android、さらにWeb版もリリースされています。
さまざまな媒体からアクセスできるのもTeamsの特徴のひとつ。どこにいてもTeamsにアクセスするだけで資料を参照でき、チャットの対応やWeb面談も可能にしてくれます。
はじめにスマホ版Teamsのダウンロードを解説します。
移動中や外出先など固定回線やWi-Fi環境が整っていない場所でも、パケット通信が可能なエリアであればいつでもTeamsにアクセスできます。
また最近のスマートフォンには高性能なマイクやカメラが内蔵されているので、スマホを使えば簡単にセッティングができますね。
このようにスマホへTeamsモバイルアプリを導入するだけで、PCと同様にさまざまなTeamsの機能を活用できます。
では、モバイル版Teamsをダウンロードしましょう。
モバイル版Teamsは、WebページやPCにインストールしたTeamsから入手できます。
またiPhoneの場合はAppStore、Androidの場合はGoogle Payからダウンロードが可能です。
ここではWebページから入手する方法を紹介します。
こちらのページを開き、「モバイル版をダウンロード」をクリックします。
スマホのメールアドレスを入力し、「今すぐ送信」をクリック。
スマホにメールが届きますので、メールにあるダウンロードリンクをタップし、モバイルアプリをダウンロードしてください。
Web版Teamsを利用する場合、ダウンロードの必要はありません。
ブラウザ上のTeamsにアクセスし、ログインするだけでPC版やスマホ版と同じ機能を活用できます。
ブラウザで「https://teams.microsoft.com」を開きます。
メールアドレスを入力し「次へ」をクリック。
次にパスワードを入力し「サインイン」をクリックしてください。
以下の画面が表示されますので、「代わりにWebアプリを使用」をクリックしてください。
ブラウザ上にTeamsのトップ画面が表示されました。
ここまでTeamsのダウンロード方法を解説してきましたので、すぐにTeamsを利用できる状態になっていることでしょう。
しかし、インストール直後に発生しやすいトラブルを紹介しておきます。
Teamsはアカウントによって機能が異なります。
Teamsはファイルの共有やチャットなどのコミュニケーションツールとして紹介してきました。
実際にファイルを共有するメンバーはグループ単位で存在しているかと思います。
Teams内ではこのグループを「チーム」と呼び、共同で作業をおこなうメンバーの集まりを指します。
ファイルの共有はもちろん、チャットや会議などもグループ単位でアクセスできます。
しかし、Teamsを起動すると左側にあるメニューバーにグループを作成するアイコンが表示されない場合があります。
これはアカウントの登録情報が原因です。
アカウントを作成するときにTeamsの使用用途を質問されますが、このとき「仕事と組織向け」を選んでアカウントを作成する必要があります。
では、実際にアカウントを作成してみましょう。
ブラウザを開き、「Microsoft Teams」の公式ページを開き、「無料でサインアップ」をクリックします。
登録するメールアドレスを入力し「次へ」をクリック。
Teamsの利用目的を選択します。
ここで「仕事と組織向け」を選択し、「次へ」をクリックします。
Web版Teamsが表示されました。
登録したアカウントで、ダウンロードしたTeamsやスマホ版Teamsのどこからでもログインできます。
ここで、赤枠の部分「職場」「プロジェクト」に注目してください。
アカウントを作成する際に「仕事と組織向け」を選択したので「職場」と「プロジェクト」が表示されています。
<参考>
アカウント作成時に「友人や家族向け」を選択した場合は以下の表示になります。
「家族」や「友達」が選択できるようになりました。
このように、アカウントの登録情報によってTeamsの表示が異なります。
なお、「学校向け」の場合は認定された教育機関に所属する学生や教職員用で、各学校のメールアドレスが必要となります。
今回はTeamsのダウンロードについて解説してきました。
これまで電話やチャットなどさまざまな機器やツールを駆使して行っていた顧客とのコミュニケーションを、Teamsひとつでスムーズに素早くつながることができます。
さまざまな媒体からアクセスできるTeamsは、業務の効率を上げるだけではありません。いつでもサポートしてもらえる体制は、顧客にとって大きなメリットになるでしょう。
Teamsの機能を理解し、業務に活用してください。
Teamsについてはこちらの記事で詳しく紹介をしていますので、ぜひご覧ください。
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