コミュニケーションツールとしてよく利用されるMicrosoft Teamsは、いつでも簡単に使えるようデスクトップアプリ以外にもWeb版やスマホアプリが用意されています。
今回の記事は、TeamsのWeb版の解説です。
この記事を読むことで、つぎのことが分かるようになります。
Web版のTeamsを使って、周囲とのコミュニケーションをさらに深めていきましょう。
Web版のTeamsは、パソコンにTeamsアプリケーションをインストールしなくても、ブラウザから利用することができます。そのため、出張の際に、ホテルの共用パソコンや人から借りたパソコンでも簡単にTemasが使用可能です。
アプリケーション版と比較すると、少し機能が限定されますが、チャットの送受信やTeams会議への参加といった、主だった機能は利用できます。
Web版のTeamsは、つぎのブラウザが利用できるパソコンであれば、WindowsでもMacでも、使用できます。ただし、ブラウザによっては、利用できない機能がある点に注意が必要です。
Microsoft Edge(RS2以降) | 利用可能 |
Google Chrome | 利用可能 |
Safari 14+ | 利用可能※ 1:1の通話のみ利用不可グループでの通話や会議での発言は可能 |
Internet Explorer | 利用不可 |
Firefox | 利用不可 |
つづいては、Web版とデスクトップアプリの違いを解説します。
TeamsのWeb版とデスクトップアプリでは、使える機能にどのような違いがあるのでしょうか?
前述のとおり、主な機能についての大きな違いはありませんが、つぎのような細かな点に違いがあります。
以前は、Web版ではカメラONした際の背景画像の設定や背景のぼかしはできませんでしたが、現在は使用可能です。しかし、設定可能な背景画像の種類が少なく、オリジナル画像の設定ができないなどの制限があります。
Web版では、ブレイクアウトルーム機能は使用できません。そのため、少人数での簡単なミーティング程度であれば問題はありませんが、大人数の会議やセミナーを主催する場合には、デスクトップアプリを使用した方がよいです。
背景のぼかしなど、以前はWeb版では使用できなかった機能が、アップデートにより使用可能になっています。そのため、時々、使用可能になっているかを試してみるとよいでしょう。
つづいては、Web版のTeamsの基本的な使い方を解説します。
ここでは、Web版のTeamsの起動方法と終了時の注意点を解説します。
最初は起動方法から説明します。
Web版のTeamsの起動方法は、次のとおりです。
以上で、Web版のTeamsを起動することができました。
つづいては、終了時の注意点を解説します。
Web版のTeamsを自分専用のパソコンで使用する場合は必要ないのですが、共用パソコンなど他人のパソコンでWeb版のTeamsを使用した場合は、Teamsの作業終了後には、サインアウトをおこない、つぎにパソコンを利用する人が、自分のアカウントにサインインできないよう対策しましょう。
サインアウトするための手順は、次のとおりです。
以上がWeb版のTeamsを終了する際の注意点です。
また、念のために、再度、Web版のTeamsへアクセスし、自動でサインインされなくなっていることを確認するとよいでしょう。
つづいてはTeamsチームの便利な使い方を紹介します。
ここでは、Teamsチームの便利な使い方をご紹介します。
Temasでは「チーム」を作成することで、簡単にグループチャットやファイル共有がおこなえます。
まず、はじめにチームの作り方を解説します。
Temasチームを作るための手順は、次のとおりです。
以上で、Teamsチームを作成することができました。
つづいて、簡単なTeamsチームの使い方として、グループチャットの使用方法をご紹介します。
Teamsチームを使うと、チーム内のメンバーと簡単にグループチャットやファイル共有をおこなうことができます。
右側のパネルから[チーム]を選択し、チャットを確認したいグループを選択すると、チャット画面が表示されます。
ここでは、グループ全員で共有したいチャットコメントの参照や送信がおこなえます。
[ファイル]タブを選択すると、グループ全員で共有したいファイルの参照やアップロードをおこなうこともできます。
つづいて、チャネルの作成方法をご紹介します。
グループ内で管理したい項目ごとにチャネルを作成することができます。
たとえば、「勤怠スケジュール」や「備品管理」というチャネルを作ります。そして、休暇や出張などの申請は「勤怠スケジュール」チャネル内へチャットする。グループで管理している備品の使用や他部署への貸し出しなどの連絡は「備品管理」にチャットする。という感じで、チャネルごとに管理する情報を分けると、必要な情報を簡単に探し出すことができます。
チャネルの作成手順は、次のとおりです。
以上で、チーム内にチャネルを作成することができました。
チャネルをクリックし[投稿]タブを選択後に、チャットの送受信をおこなうと、用途ごとにチャットが振り分けられるので、必要なコメントを探しやすくなります。
Teamsはブラウザでも利用できるWeb版が用意されています。Web版を使えば、デスクトップアプリがインストールされていないパソコンでも利用できるため、共用パソコンなど自分のパソコン以外でも気軽に利用することができます。
ブラウザでTeamsへアクセスするだけで使うことができます。
また、自分以外のパソコンで利用した後は、必ず「サインアウト」をおこない、つぎの人が自分のアカウントで利用できないよう対策しましょう。
Web版のTeamsを使うことで、出張中など自分のパソコンを使うことができない場合でも、簡単にチャットやファイルを確認することができます。
Web版のTeamsを上手に使い円滑なコミュニケーションを取っていきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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